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ソフトウェア製品開発現場の視点

日本語 2.0

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前のブログに書いたように、オフィスのオープンとプロジェクトのスタートを見届けて、アメリカへの出張から帰ってきた。

日本語と英語の混在環境にいると、言語混在におけるいろいろな問題が見えてくる。インターネットのサービスは国を越えた情報交換を簡単にしてくれたが、それによって言語の違いによる問題点が顕在化してきている。

以前、どこかで情報の輸出入についての調査結果を見たことがある。具体的には覚えていないが、かなりの輸入超過ということは、英日翻訳された情報に日々接しているだけでよくわかる。情報の輸入超過が大問題というわけではないが、もっと日本から情報を出していくための方法を少し考えてみた。タイトルに書いた「日本語 2.0」、すなわち Web 2.0 時代の日本語での情報の出し方の個人的な提案である。

  • タイトルはできるだけ英語にする
    これだけで、英語での検索にヒットする確立は大きく上がる(と思う)
  • 文書にタグなどの付加情報をつけることができるようなら、できるだけ英語にする
    たとえば、「旅行」と書かずに "Travel" と書く。または、英語と日本語の両方を書く。
  • 文書の中で使うカタカナ用語は、英語の単語で書く
    たとえば、「コンピュータ」と書かずに "Computer" と書く。ただし、これをやりすぎると日本語としての読みやすさは大きく低下するが...。
  • 日本語風の省略外来語を使わない
    たとえば、「パソコン」ではなく "Personal Computer" または "PC" と書く。

これを実践しても日本語で書かれた内容まで伝えられるわけではないので完全ではないが、Web 上の自動翻訳エンジンもたくさん出ているので興味さえ持ってもらえれば、読むステップにはつながっていくであろう。これが、日本から日本語圏外への情報の流れを作ることに貢献することになればいいのだが...。

Comment(2)

コメント

y

通りすがりのコメントで失礼します。

>情報の輸入超過が大問題というわけではないが、もっと日本から情報を出していくため

日本から情報を出していったほうがいい理由がよく分からないので、そのあたりを簡単に説明してあるほうがよかったかと思います。

Katsushi Takeuchi

y さん、コメントありがとうございます。

日本にも優れたものがあるのに、そういった情報が海外に伝わっていなくて残念に思うことがあります。情報を出していく必要性は、そのようなときに特に感じます。

ひとつの例は、携帯電話です。5年ほど前、日本では様々な新しい技術を取り込んだ携帯電話が海外よりも早く投入されていました。携帯電話と連携した技術を開発していく上では、実際に高度な携帯電話が使われている日本市場で行っていくのが自然だと感じていました。しかし残念なことに日本の携帯電話の技術について海外ではあまり知られていませんでした。ひとつの原因は、その情報が英語で公開されていないことでした。日本語のパンフレットを見せたりしましたが、当時海外で実際に使える日本の携帯電話はありませんでしたので、本当の価値を説明することはできませんでした。もし、英語で携帯電話の情報がもっと公開されていれば、技術的先進性が正しく理解され、もっと良い製品を作ることができていたかもしれません。

すべての情報が本当に読んでもらうためにインターネット上に公開されるとは限りませんが、もし読んでもらうためにインターネット上に情報を載せるのであれば、できるだけ多くの人に読んでもらいたいと思うのは自然だと思います。そのとき、日本語で書かれているために情報が伝わらないということは残念です。出す情報をすべて主要言語に翻訳して載せるのは現実的ではありませんが、次善の策として英語の単語をアルファベットで記述したり、英語のタグをつけるなどの工夫で、読んでもらう可能性を高められると思います。YouTube のようなコンテンツでは、英語のタグをつけるだけで、見てくれる人は数倍になると思います。

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