702NK(スマートフォン)は本当に使えるのか?
Google vs Microsoft(注)に関して、CNETがまたもや僕の主張に近い記事を掲載してくれた。
(注)何気なく、Googleを先に書いてしまうところが、
MSの権威が低下している証明でもあるなあ・・・。
と、前書きしておきながら(笑)、今日は全く違うエントリーを書く。
僕が愛用しているケータイ、Vodafoneの702NK(Nokia)の使い方についてである。702NKは、国際ローミングに対応した3Gケータイだが、国内初のスマートフォンでもある。
スマートフォンとは何であるかと規定することは結構難しいが、僕から言わせると、搭載できるアプリなどを自由にカスタマイズできる、ということと、ケータイにPDAのようなPIM(個人情報管理機能)がついたものか PDAに通信機能がついたものか、と考えた場合、後者に限りなく近いオリジンを持つモノである気がする。
702NKは、もちろん携帯電話として発売されているが、PDAに電話としての機能を付与したような作りであることは、ユーザーであれば同意してもらえるものと思う。なにしろ、日本のケータイに慣れた人にとっては恐ろしく使いづらいのだから。
この702NKが7月からiSyncの対応機種となったことで、一気に使い勝手が良くなった。愛用のG4 PBとBluetoothを経由して、iCalやアドレス帳との同期が可能になったのである。
これによって、僕は702NKを以下のようにフル活用している。
01. Macを持ち歩かない場合
- メールはGmail経由POPで送受信。
- Netfrontで、Webをフルブラウジング。ちなみに
現時点でのポータルはGoogleである。(うーん・・・)
- 予定をグループウェアからiCalに移してMacから同期。
- 外出時にはグループウェアがメールで新しい予定や更新を
知らせてくれるので、それは702NKで受信してから入力。
02. Macを持ち運んでいるとき
- 702NKをBluetoothでモデム化してネット接続。
Mac側のファイルを送信するときなどに利用。
- ホワイトボードなどの記録は702NKのカメラで
撮影し、即時にMacに、やはりBluetoothで送信。
03. 海外で。
- 上記全ての活用が海外でも可能。事実ドイツからの
Blogエントリーは702NKをモデムとして使った。
(機内はその必要がなかったが)
実は702NKにアプリをインストールするには、Vodafoneの縛りから逃れるために、一苦労あるのだが、それはそれとして、僕はここ数年初めて、買い替える気が全く起きない素晴らしいガジェットとの蜜月を楽しんでいる。