世界のWebを引っ張るのは日本!
はじめまして。伊地知 天(いじち そらと)です。今日からIT Media Alternative Blogに参加する新米です。 21歳の時にロサンゼルスと東京で創業したベンチャーも6年目にさしかかり、世界中で600社以上のWeb戦略をサポート してきましたが、実際にやってみて感じた印象として、残念ながら日本はWebにウトい部類だと感じています。 もちろん、最先端の技術や知識を持っている 方々が多くいるのは間違いないですが、業界問わずにみた際の平均的な印象です。。 逆に、うんにゃ、日本のWeb業界は世界の最先端を突っ走ってるわな! という人はなかなかいないかと思います。
僕はビール一杯が致死量なので、何がいいワインで何がよくないワインかの判断ができません。 ゴルフも90度にボールが飛ぶので、何がいいゴルフクラブで何 がよくないゴルフクラブかの判断ができません。 判断ができるようになるにはその分野でのある程度の知識と経験が必要です。 同様に、何が面白いWeb サービスなのかの判断も、Webに精通していない限りは、絶対に判断ができません。 Webのトレンドをキャッチする事は、Web業界の人間のみならず、 ビジネスパーソンとしても重要なスキルとなってきているかと思います。
僕は16歳からアメリカで生活して今年で11年目を迎えますが、寛平さんもしきりに言っているように、日本は良い国! 日本はホンマにえぇ国です。 日本の 会社が世界で活躍している姿は同じ日本人として誇らしい。 だから、ナゼ、世界を変えたWebサービスの中に日本産がないのか、それが気に入らないワケで す。 日本人は、ハードワーカーで、几帳面で、頭もいいし、技術もある。 日本のWebサービスが常にアメリカの後追いとなってしまっているのは、言語や カルチャーのせいなんかじゃなくて、考え方の問題だと思っています。 唯一、言語やカルチャーの問題があるとしたら、それは、Webのトレンドをいち早く キャッチできていないところ、それだけだと思います。
アメリカで流行るWebサービスが作れるようにしたいんじゃないんです。 世界のトレンドを把握した上で、一緒に日本のWeb業界の底上げをしたい。 アイデアを出して形にしたい。 そして、日本人の手で世界を変える革命的なWebサービスを誕生させたい。 そのためには、グローバルな視点で世界のWebトレンドを把握し、議論し、徹底的に考える事が必要だと思い、ここで は、Webトレンドについてひたすら書いていこうと考えています。
近い将来、日本のWeb業界から世界を変えるような革命的なWebサービスが生まれるように、一緒に頑張っていきたいと考えていますので、どうぞ宜しくお願いします!! という挨拶でした。