EventBrite: 2200万枚のチケットを販売したイベントチケット販売サイト
今日はあまりにも便利なので、ここ数年大活躍しているイベント作成/管理サイト、Eventbriteを紹介します。似たようなサイトでeviteがありますが、eviteはどちらかと言うと、誕生会の管理等パーソナル向けのサイト。一方EventBriteは、交流会やセミナー等のビジネスイベントをターゲットにしているサイトです。
サンフランシスコを拠点に2006年創業のEventbriteですが、業績はノリノリで、2010年には、$207 millionを売り上げているという人気サイトです。 CEOのHartz氏は言います。「イベントというのはもともとソーシャルなもんだから、自分や友人がどのイベントに参加するかとかってシェアしたいでしょ?」
FacebookやTwitterといったソーシャルメディアとも連動させながら、業界大手のTicketmasterを追撃。シリコンバレーの有名ベンチャーキャピタルも出資する注目のサービスです。
イベントの主催者に、無料でイベントページを作る機能を提供し、イベントの告知、参加申し込みの受付、ゲストリストの作成、自動でのリマインダーメールの配信、クレジットカード決済と支払い管理、などなど諸々の作業を全て無料で提供しています。 無料というのは、ちょっと言い過ぎで、実際には、販売するイベントのチケットが有料の時に限り、1枚のチケットにつき2.5%のクレジットカード手数料+$0.99をチャージしています。チケットが無料の場合は払う必要がありません。New York Timesによれば、チケット業界最大大手のTicketmasterはチケットの価格の15%程チャージしているそうですので、EventBriteの手数料がいかに安いかというのが分かります。
ビジネス交流会やセミナーや様々なイベントを主催する際には、全部ワンストップでここでできる。全く有り難いサービスです。