中長期計画って無いです、お見せするのは等身大の自分たちでいい
おはようございます。
うす曇りの空。ひんやりしています。
今の時期は昼と夜の寒暖差が激しいですね。
※先日の本栖湖よりの富士山ショットをどうぞ。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□外に見せるのは等身大の自分たちでいい
「中長期事業計画とかってお見せいただけませんか?」
このように外部の人から聞かれることがあります。
「お恥ずかしながら、そのようなものは作成してません」
このようなお答えをしています。
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はい、鉛筆を舐め舐め、いや、今ではエクセルで、仮定する数字を入れれば数年分の計算値はすぐ出てきます。数年分の数字を出すことは簡単なのです。
それを事業計画と呼び、そこに固執することもあります。でも、そこにはあまり本当の価値を感じていません。長期計画というものが、証券会社や株主への報告義務のようなことから派生しているからなのでしょう。
非公開企業の自分たちとしては、絶えずニッチマーケットでのメジャープレイヤーとなるべく自分たちをポジショニングし、そこでお客様や市場に「これe-Jan」と言い続けてもらうことにプライオリティを置きながらいます。
やっていることはシンプルです。反射的に、アジャイルに、情報に反応し、マーケティング的やサービス的な整合性が狂わないように、製品やサービスを創り込んでいるだけです。そのニッチマーケットの成長自体が不確定なものであるため、長期計画を立てたところで絵に描いた餅になってしまうという感覚もあります。
また、自分としては、会社を始めた当初、大きな数字を描いてみて、それが達成できずにウソを固めたトラウマがあるのでしょう。意識的に約束のできない数字は掲げないようにしているところもあります。
一方、年度の計画は緻密に作ったものがありますよ!
日々の事業はそこに沿っているか細かくモニタリングしています。それなので、年度ごとの計画から大きくずれることは少ないです。毎年毎年、頑張れば達成できる数字を掲げて達成し続ける。その方が絵に描いた餅に期待するよりは堅実ですよね。
見せるのは等身大の自分たちでいいじゃないですか!