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家、傾いていませんか? ~ Windows Phone で、床の傾きを計るサンプル ~

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Windows Phone で、事務所兼住居の中の、いろいろな場所の傾きを計ってみました。
キッチンの床は、2°、居室は、3°。
どーりで、寝ると頭に血がのぼる感じがしていたわけです。血圧が高いわけじゃないですよ110 / 60前後の健康体ですから。
原因は芸予地震です。

こうした傾きが計れるのは、Windows Phone 7 の端末に、3軸加速度センサーが内蔵されているからです。加速度を取得すれば、傾きが分かります。
外に持って出れば、坂道などの傾きも計れると思います。自転車乗りの脚力自慢ネタにはなるかも。

サンプルプログラムは、Think IT の連載「Windows Phone Tips集」に、載せています。端末の縦方向の傾きが分かります。
「第8回 GPSによる位置情報の取得と加速度センサー」

※この連載は相方が書いているのですが、この回は、ほぼ私が担当しました(第9回目以降は、ふたたび相方)。来年の途中から交代する予定になっています。

Accelerometer_07   

なぜ、こういうサンプルを作ったのか?
それは、TV ニュースで液状化現象の映像を見たからです。

私が15年ほど前まで住んでいた里の家は、海辺の新興住宅地にありました。私が乳児のとき、両親が、建つのを待って移転したそうです。
ところが、年々地盤沈下が進み、道に穴があき始め、家屋が少しずつ沈み込み始めました。地面から床までの距離が短くなると、集中豪雨や台風ともなれば、浸水のリスクも高まります。(被害自体は小さなもので、畳の裏までの床ぎりぎり浸水が一度、床下浸水が一度だけでしたが)

そこで、新築公営マンションの抽選会に行ったら、当てたのが最上階(どこかヌケている自分)。家族の中で健康なのが私だけなので1Fでなければダメなので、やむなく傾いた家に住み続けていました。
ひとたび震度5以上の地震に見舞われれば、液状化は必至だから、家族は近所の病院に避難させておくしかないなと思いつつ。

災害が地震だけなら、家具の固定や耐震補強という対策があります。あるいは同じ地域の頑丈な家に移転する方法もあります。が、液状化や洪水や地滑りや原発事故に対する防災対策は、他の地域への移転しかありません。

いまは、水害のない(逆に毎年渇水に悩まされている)地域に住んでいます。ここには、一日数回見ていた原風景――島影ひとつない淡いブルーの水平線に白い船が一隻――はありません。私は、ブルーのベネチアンガラスをいくつか買いました。その中に昔見ていた海の色があるからです。故郷を離れるということは、そういうことだと思います。
なんか、話がそれてしまいました。

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