ついてる雑誌、見つけたら買っちゃお
今の時代、自分が興味を持っているモノがあれば、ネットですぐに調べられます。調べられるだけなら能動的に動くほど色々な情報が手に入るということですが、あんまり動かなくてもそれなりに情報が入ってきてしまうため、散財気味な人間にとって情報は悪とも言えます。
例えば、先日、「さくら学院」の新曲が少女漫画雑誌「ちゃお」に付属するDVDでエンディングテーマとして採用されたと聞くと、いてもたってもいられなくなるわけです。そして、ほらっ!
いや、全然、「ほらっ!」じゃないんですけど、うっかり買ってきてしまうわけですよ。「ちゃお」を買うのなんて、何年振りだろう......と振り返ってみたのですが、全く記憶にございません。どんなに振り返っても、ボクに乙女な時代はなかったわけで、多分、生まれて初めて「ちゃお」を買いました。
それにしても、いまどきの雑誌はすごいですね。この今にもはち切れそうなフォルムはすでに女の子向けじゃないような気がしますけど、この漫画雑誌は530円なのにDVDが付いているんですよ。アイドリング!!!の朝日奈央さんたちが出ているドラマ「シークレットガールズシーズン2」やアニメ「オレ様キングダム」、『ポケットモンスター』の最新映画情報ではしょこたんのインタビューがあって、約100分の内容の映像が入っていて、しかも漫画雑誌まで付いて(おいおい!)530円なんて信じられませんよね。あぁ、卓上扇風機まで入ってました。
でも、ゲーム関連でも、かつて、雑誌にゲームが付いてきたことがありました。プレステ系の雑誌には体験版が付いていることもよくありましたけど、有名すぎるので割愛。まぁ、ボクで所有してないだけなんですけど......。ボクが所有している中では、この手のタイプだと、週刊ファミ通にドリームキャストの『エターナルアルカディア』が付録として付いたのが有名でしょうか?
製品版と言っても、@barai版といって、途中までしかプレイできないバージョンでしたけど、週刊誌にゲームが付いていたこと自体が当時衝撃的でした。@barai版は、終わりまで遊びたいと思ったら、インターネットで@baraiキーを購入するようなシステムになっていました。
遊べるCD付きミュージックマガジンなんてモノもありましたね。コンパイルから発売されていた、『Disc Station別冊 i miss you.』です。
表紙を見ると、シャズナに華原朋美さんに酒井法子さんなどなど、今となっては語りにくいことがあるような気がしますけど気のせいでしょう。まぁ、この雑誌もかなり意欲的な取り組みでしたね。2号はいつ出るのかな?と勝手に期待していたんですけど、どうやら1回のみだったようです。
プレイステーション版とセガサターン版が発売されているところは、当時のプラットフォーム争いの象徴として見ることができるでしょうか。
あと、この手の話題だと、「SUPER PCEngine FAN DELUXE」は外せませんね。
とくにこのVol.2には発売中止になった『もってけたまご』の製品版が丸々入っているという太っ腹。ハード末期ゆえ実現できたんでしょうけどね。
そんなわけで、雑誌に何やらメディアが付くということは、それほど珍しいことではなく、今ならちょっと気にしていればネット上で発売近辺に情報を得ることができると思いますが、見つけたらその場で手に入れていないと、後から入手するのは困難で、後でおもいっきり後悔することになります。情報だけ手に入ってモノが手に入れられない、もしくはうっかりスルーしてしまうのは、本当に悔しいですからね。迷ったら買う、これがコレクターの鉄則ですよ。ちなみに、今回紹介した雑誌は当時普通に購入したもので、古本屋とかで見つけたモノではありません。さて、古本屋だとどんな値段で売られているのでしょうか??
そして、ボクの棚はさらにカオスになっていくのです。
ちなみに、「ちゃお」のDVDを確認したところ、3DSの『nicola監修 モデルおしゃれオーディション2』、『姫ギャルパラダイス』、そして7月12日発売の『太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ』のCMが流れていて、大変勉強になりました(と、方々に言いわけ)。
そして、「さくら学院」の新曲「Song for Smiling」はエンディングで使用されているのですが、PV映像が収録されていて、大変ラッキーでした。ただ、エンディング部分にはチャプターが振られていないので、見るためにはスキップ機能を使うしかない、不親切仕様だったので、いずれ出るであろうDVD付きのCDアルバムを期待して待つことにします。まぁ、「さくら学院」に今年転入した野津友那乃さんが番組の司会をやっていて、エンディングの紹介の時には「さくら学院」の田口華さんが登場したので、その部分を見れただけでも十分元が取れましたし、そもそも、コレクター的には手に入れないで「あれって何だったんだろう?」と思うよりは、見て「なんだぁ」と言っている方が、あとでモヤモヤとした気分にならない分、健全なんですよね。
あっ、なんか最近「さくら学院」のことばかり書いていて、ちまたでは「さくらコレクター」とか言われ始めているんですけど、一応、6月から価格コムのゲームソフト部門初のプロフェッショナルレビュアーとしての活動も始めているんですよ。
価格.com 酒缶のプロフィールページ
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「さけかんの ゲームコレクターレベルが あがりました!」