第3話「体を動かして遊ぶゲームが欲しいよ~」
ゲームコレクターが困った時には、いつでもアイツが助けてくれます。
11月30日、バンダイナムコゲームスさんに訪問して、一汗かいてきました。
今回プレイした『フィットネス パーティ』は、ダンスフィットネスゲーム。
Wiiリモコンを両手に持って、画面の中のトレーナーの動きに合わせてリズムに乗って体を動かす健康志向のゲームなのです。ヒップホップ、ラテンダンス、エアロビクス、ボクササイズ、空手、空手・型、ヨガ・ピラテス、ストレッチの8カテゴリ155種類にも及ぶエクササイズが収録されていて、健康にもダイエットにも役立つため、万年運動不足のボクにはもってこい。でも、健康志向のゲームって昔からあったような......。
「アツめも~ん、体を動かして遊ぶゲームが欲しいよ~」
「しょうがないな、さけかんくん。ハイ、ファミリートレーナ~!!」
『ファミリートレーナー』はバンダイ(現バンダイナムコゲームス)が1986年に発売した、マットを使ってプレイするファミリーコンピュータ用のゲームで、『アスレチックワールド』や『ランニングスタジアム』のような体を使う必然性のあるゲームから、『突撃!風雲たけし城』や『来来!キョンシーズ』のような娯楽志向のゲームまで、全部で10タイトルが発売されています。
『ファミリートレーナー』は発売当初、体を使うゲームとして注目されたのですが、足だけで操作するため、正確なフォームでボタンを踏むよりも前傾姿勢で足をバタつかせた方がいい成績になってしまうというジレンマがありました。『エアロビスタジオ』のような、手でボタンを押すゲームもありましたけど、それなりにインチキができちゃうんですよね。この手のゲームは、健康を担保にプレイしているので、インチキをしちゃダメなんですけど。
『フィットネス パーティ』は、きれいなフォームでWiiリモコンを操作するほどいいスコアになるように調整されていて、体を使うことに必然性のあるモードと娯楽志向のモードが収録され、何よりも一生懸命動いても家が揺れないので、ちょっとした運動をしたいボクはとりあえず『フィットネス パーティ』をプレイしようかと。
そして、運動不足が解消されて、インチキをしないきれいな心を手に入れてから『ファミリートレーナー』に挑戦しようかな。そういえば、今ならWii版もありましたっけ。
「さけかんの ゲームコレクターレベルが あがりました!」