10年目の買い替え、家庭用プリンターのインク代とTCOを考える
»
TCO(総保有コスト)といいたかっただけかもですが、10年使った我が家のプリンターを買い換えることにしました。
インク切れの度に中核部品であるヘッドも買い替えになるので、古びて困ることが無いのですが、その一方で、「交換インクカートリッジ代だけで安いプリンターが買えてしまう」という悩みもあります。インクの注入に向いているのでもありますが、カラーインクが色毎に独立したカートリッジになってないので、詰め替えでえらく大変な目にあったこともあります。
結局、「これ、コピーとってねお願い」と時々頼まれるのが大変でもあり、複合機に買い換えてしまえということで、交換を決断しました。
我が家の場合、写真的なものは、ネットワークで発注して配達してもらうと割り切っており、モノクロか色刷りの印刷が安く確実にだせればいい という状態です。性能向上はほとんど求めていません。もはやコモディティ状態です。
今後、維持費が安いとかを特長に寡占市場を切り崩すプレーヤーが現れることを期待しているのですが、どうも、交換カートリッジでの定期的な利益ビジネスはうまみが大きいようでそこに付け入るプリンターメーカーがなかなか現れないのが残念です。というか、次の10年ではどこかそういうメーカーが現れることを期待しています。
>>>>>> ポツポツとTwitter 始めました。お気軽にフォローください。 お断り:
http://twitter.com/sakamotoh
本ブログでの坂本英樹による投稿やコメントは、あくまで個人の主観に基づくものです。現在および過去の勤務先の意見や見解を表すものではありません。
SpecialPR