将棋のお話(その2)
昨日の名人戦は、羽生名人が勝利し、
名人防衛致しました。
棋譜を見る限りは、あっさりとした勝負で、
羽生名人の完勝という感じですたね。
おめでとうございます。
で、昨日、何気なく書いた記事が、
梅田さんに取り上げられていただき、ちょっと恐縮なので、
もう一度、最近の将棋の話について、少し書きたいなと思います。
私が、また将棋に興味を持ち始めたきっかけは、渡辺竜王のブログ
ではないかと思います。(こちらやこちらの記事参考)
トップ棋士が、自分の将棋の勝ち負けをほぼリアルタイムで
伝達し、解説をするブログ。
こんなに、質の高いものが見れるなんて、、、というわけで、
見続けているうちに、興味が再燃したということです。
自分が将棋に熱中していた小学生の頃は、
結果や解説については、月1回発売の雑誌(将棋世界等)と
新聞の将棋欄を見るしかなかった時代です。
どちらも、既に結果が分かった内容を追うものなので、ドキドキ感はなく、
「将棋の勉強」をするためのものだったように思います。
今や、タイトル戦はリアルタイムでネットで中継されます。
ブログを書く棋士も増えてきたため、
この棋士は、明日対局があるかどうかといったことも分かるので、
純粋に、ファンとなり、勝ち負けの応援ができます。
これが、ライトな将棋ファン(将棋を指すのではなく、見るだけのファン)を増やす
土壌になったのかなぁと思います。
今の将棋の世界は、新聞社さんがスポンサーになることで支えられています。
新聞社も厳しい時代に入っているので、将棋界も、
こういった新しいファン層を広げて、新しいビジネスを作っていかないと
いけないですよね。
個人的には、そういったビジネスを作る話は他の人に任せて、プロ棋士の方は
対局だけに専念できればいいなぁと思っています。
(私からすると、手の届かない天才の世界ですから。)