人を動かすということ
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」という
私の大好きなHPがあります。
このHPには、たくさんの記事があり、お勧めなのですが、
この中でも、毎週、欠かさずに読んでいる連載が、山田ズーニーさん
の書かれている、「大人のための小論文教室」です。
私自身の人生の転機や、悩んだとき、落ち込んだとき等に、
いろいろと、この連載に助けていただきました。
そして、一昨日、また、私にとって、耳の痛い文章が載せられていたので、
少し、長いのですが、引用させていただきます。
人間も同じ、何を言うかより、だれが言うか。
相手から疑われているときは、
何を言ってもどう言ってもだめ。
それは、
自分というメディアの信頼性が落ちているからだ。
その状態は、壊れたスピーカーで叫んでいるように、
まったく相手に届かない。
言葉をとどけるには、まず、スピーカーを直す、
つまり、自分という人間への信頼回復が必要だ。
先にメディア力を直し、それから言葉がとどく。社会という海原に漕ぎ出すにあたって、
私が、いちばん大事だと思うのが、
この「メディア力」だ。
当社では、正直、経営陣のメディア力が落ちている
と感じています。で、この1年、「信頼感の回復」に
取り組んできました。
ただ、これを読み、まだまだ、まだまだ、
足りなかったなぁと反省してます。
おかげさまで、私のプライベートの付き合いでは、
ただの、飲み友達が、上場企業の役員さん、社長さんになったり、
著名な本を出版されたりして、プライベートの付き合いから
仕事の付き合いと変化しつつあります。
この仲間への私の「メディア力」は、自分の力以上にあると感じています。
ただ、社内の関係では、まだまだ、まだまだ、足りない。
従業員、お客様、お取引先、株主、、、皆に、説得力ある
話をするためには、まだまだ、自分や、アセンディアの
メディア力が足りない。
それができるまでは、「人を動かす」ことをあせってはいけない。
当分は、一つ一つ、積み上げていこうと思っています。
よろしくおねがいします。