自治体のCIO補佐官
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アセンディアで、ITアドバイザーサービスを提供していたり、
ウッドランドでCIO補佐官向けの研修等を行っていることもあり、
自治体さんから、「CIO補佐官としてよい人材はいないか?」
という相談がきます。
ただ、自治体の「CIO補佐官」、、、
正直、上手く活用するのは難しいと思ってます。
「特定のIT分野の助言を求めるのなら、テンポラリーに、
ITアドバイザー契約を結んだほうがよいのでは?
肩書きをつけて、常駐させる必要はないですよ。」
「本当に組織改革までやりたいのなら、自治体業務に
詳しい人でないとダメです。予算獲得に向けたタイミングや、
県庁内の序列、人事、仕事の進め方まで分かった人
でないと、結局、組織の中で、浮いちゃいますよ。」
と、少し、厳しいことを言ってしまいます。
それでも!! という自治体さんには、
「大企業の部長経験者よりは、外資系やベンチャー企業の
トップ等で、意思決定をしてきた人が良いですね。
ユーザー企業のシステム責任者の方が、まだよいかもしれません。」
と答えています。
結局、自治体のIT見直しを進めていくときは、
複雑な話をどんどん前に進めていくパワーと
調整能力が必要になります。
自治体は、企業のように、「売上、利益」といった
明確な評価軸がないので、トップダウンに近い強引な
進め方を貫ける人のほうが向いていると思っています。
*これは、今後のプロマネやリーダー人材一般に言える話かもしれませんね。
自分にも、言い聞かせないと、、、
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