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Facebook、パーソナライズされたファンページ推薦機能を実装

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Facebookが新たな機能、おすすめファンページを実験的に開始した。

新機能ページのURLは こちら、すでに日本でも利用可能になっているが、言語を English に切り替えないとページは表示されないのでご注意を。ちなみに言語切り替えは最下段にある。

表示されるのは下記のようなページだ。

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アルゴリズムは公開されていないが、おそらく自分が所属するコミュニティ(友人関係に最も強く影響される他、個人の傾向、日本の傾向、全世界の傾向を元に算出されているように見える)において、人気のあるファンページを上から順番に並べているのではと推測される。またすでにファンになっているページは青枠がついている。

私への推薦ページとしては、トップにFacebook Japan、続いてWindows Phone()、Lagy Gaga、TechCrunch Japanとなっている。私に対するトップ7を調べてみると次のような傾向になっている。()内の前の数字は全世界、後の数字は私の友人内でのファン数を示している。

1位 Facebook Japan (39,028人、197人)
2位 Windows Phone (263,315人、1人)
3位 Lady Gaga (17,560,331人、44人)
4位 TechCrunch Japan (2,319人、182人)
5位 Selena Gomez (8,905,977人、0人)
6位 Our Mother of Perpetual Help (673,059人、0人)
7位 In the looop (1,190人、162人)

 
正直言って、2位、5位、6位あたりがなぜ上位に入っているのかわからない。また右上に国を切り替える機能があるが、それほど大きく入れ替わるわけではない。おそらくアルゴリズムはまだ実験中で、これから精度を上げていくのではないだろうか。

また右側にあるのが、私の友人で、私とファンが重なっている友人ランキングが表示されている。私の場合は、広告系アルファブログ「アドマン」でお馴染み、サイバーエージェントの渡邊大介さんと一番かぶっているようだ。ちなみに友人をクリックすると、共通でファンになっているページが表示される。

オルタナブロガーの大元隆志さんが指摘している(Facebookの作戦が、考えれば考える程素晴らしいと思う件)通り、ファンページは、ブランドがFacebook内外からアクセスを集める呼び込みマシンの機能をになっており、Facebookにとってはありがたい存在だ。ファンページとユーザーのキズナをより深める支援をすることは、Facebookにとっても理にかなったことなのだろう。
 
 

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