On Vox: FCCの新委員長にジュリアス・ゲナコウスキー氏
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FCC委員長にジュリアス・ゲナコウスキー氏が内定したようだ。
同氏はオバマ・バイデン政権移行チームで共同リーダー(ポリシー作業グループの技術グループ)をつとめ、委員長候補の本命だった。
以前、リード・ハント元FCC委員長に仕え、彼を補佐している。
なかなかFCC委員長が決まらず、現FCC委員長のケビン・マーチン氏が2月17日に迫ったアナログ停波まで居残るのか?との噂もあった。その一方で、停波を数ヶ月先延ばしすべしとの移行チームの意見もでて混乱をきたしていいた。
延期の噂がでた先週、私はラスベガスでケビン・マーチン氏(写真左)の取材をしていたが「いまさら先送りは大混乱をおこすだけ」と彼は困惑顔だった。
しかし、ここに来てゲナコウスキー氏が決まったことで、FCC改革論は大きく進むだろうし、2月のアナログ停波も数ヶ月先延ばしになる可能性がでてきた。
いよいよFCCを舞台としたハイテク政策の覇権争いが本格化する。
小池良次(www.ryojikoike.com)
Originally posted on ryojikoike.vox.com
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