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On Vox: 700MHz競売、いよいよ最終段階に突入

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 2009年2月のアナログTV放送停止にともない、空き地となる700MHz帯の無線免許再交付オークションがアメリカで繰り広げられている。AT&Tモビリティー(携帯第1位)、ベライゾン・ワイヤレス(携帯第2位)などに混ざってグーグルも健闘している。

1月24日から始まった同競売は、今日まで約45ラウンドを消化し、オークション総額は予想の150億ドル(約1兆6000億円)を遙かに超えて190億ドル(約2兆円)に達した。

競売を主催しているFCC(連邦通信委員会)は、明日2月8日から1日の競売回数を6回(1回を30分から25分に短縮)にして、オークションの追い込みに入った。

この調子では、来週初めに、この競売は終わることになりそうだ。

 

さて、大手電話会社と正面切って争ったグーグルは、どのくらいの成果を得たのか?結果が楽しみになってきた。

 

小池良次(www.ryojikoike.com)

Originally posted on ryojikoike.vox.com

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