On Vox: SIPベンチャー、Ribbit~最初のシリコンバレー電話会社?~
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Ribbitと言うSIPベンチャーが17日に記者発表した。
同社は「シリコンバレーで初めての電話会社」だそうだ。
~ちなみに社名はRibbit(リビット)で、Rabbit(ラビット、うさぎ)じゃありません。~
同社のビジネスは、
1) リッチクライアント環境に適したSIP開発ツールの提供
2) Ribbitベースの音声アプリケーションをサポートするネットワーク(VoIP/SIP網)の提供
となっている。
まあ「シリコンバレー初の電話会社」は、ちょっと大げさすぎるキャッチフレーズに聞こえる。
僕が知る限り、最近グーグルに買収されたグランド・セントラル・コミュニケーションズの方が先でしょう。
でも「シリコンバレー初」のキャッチフレーズは成功したようで業界誌がいたる所で同社を紹介している。
キャンペーンとしては大成功です。
いずれにせよ、こうしたSIPベンチャーが米国では増えている。音声サービスは、高度な設備と巨大なネットワークを使う電話時代がおわろうとしている。これからは、ちょっとウェブや家電(カメラやDVRなど)の付加機能として簡単に付けられるオマケ電話が広がる。(←もちろん、今の電話もニッチで生き残りますが)その担い手がこうしたSIPベンチャーという訳でしょうか。
そういえば、日本ではこの手のSIPベンチャーが出てきませんね?
米国に比べて遙かに電話料金が高いわけだから、ビジネスになるような気がするのですが。
どなたか理由をご存じなら、教えてください。
小池良次(www.ryojikoike.com)
Originally posted on ryojikoike.vox.com
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