On Vox: 米700MHz競売にポールアレンも顔を出す

18日に連邦通信委員会がアナログテレビ跡地（700MHｚ）第2次オークションの参加リストを発表した。

意外！にも、マイクロソフトの共同創設者、ポールアレン氏が参加している。ただし、マイクロソフトとは無縁。同氏は最近チャーター・コミュニケーションズという中堅CATV会社の大株主になっている。たぶん、チャーターの営業地域をベースに免許を買い進めると予想されている。つまり、チャーターの携帯電話事業のためだろう。

あと、スプリント・ネクステルとT-Mobile USAが不参加だ。携帯業界３位と４位が不在ということになった。

もちろん話題の中心はグーグル。同社のCloud Computing構想に書けているのは、ネットワークや端末部分。今回の700MHｚ競売で、いよいよネットワーク事業に参入する。

詳しい分析記事は日経ウェブに載せる予定だが、いよいよ１兆円を超える巨大無線競売の行方が楽しみになってきた。

小池良次（www.ryojikoike.com）

Originally posted on ryojikoike.vox.com