頑張れNTT、「ひかり電話」は希望の星だ!
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徳光和夫さんの箱根駅伝の応援のようなタイトルになってしまいましたが、今回はテクノロジーマネジメントの話題です。昨今、NTT東・西で相次いで「ひかり電話」が繋がりにくくなるトラブルが発生しました。
報道によれば、サーバの容量やソフトウェアの設計(仕様)に問題があったそうで、ほどなく改善され、安定しつつあるようです。
日本のブロードバンドは世界一安く、それに伴い、FTTH利用世帯数も何と世界一です。しかも、他の国にまったく例がないほどのダントツですから、通信の分野において、「日本は世界で最も早く未来を体験している」といえます。ちなみに左図は総務省の「次世代ブロードバンド構想2010」が出典で、H17年3月時点のものですが、同年末には加入者は倍増の勢いです。
そうなると、おそらく、FTTH網を利用したIP電話の利用者数も世界一でしょう。NTT東西はこのような「近未来」世界のインフラをいち早く展開し、その課題に直面しつつ、着実に解決しているわけです。
特に特定のキャリアの肩を持つわけではありませんが、このような通信技術のノウハウは世界で唯一、日本が持っているともいえます。ぜひこのノウハウを世界へ輸出すべく、多少のトラブルがあっても引き下がることなく、どんどんチャレンジして頂きたいと思います。
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