オルタナティブ・ブログ > プロジェクトDX~デジタルとラーニングの向こう側? >

Web2.0、eラーニング、P2Mプロジェクトマネジメント、その先にある何かを探しています

PMBOKとP2Mの違い

»

プロジェクトマネジメントといば、米国の「PMBOK」と、日本生まれの「P2M」が有名ですが、PMBOKとP2Mの違いってご存知でしょうか?
簡単に整理してみましたが、あくまでも私見なのでご参考程度にお読みください。

 

■定義されている範囲
PMBOKでは「プロジェクトマネジメント」だけを対象としていますが、P2Mでは「プロジェクトマネジメント」に加えて「プログラムマネジメント」の考え方も含まれます。
プロジェクトマネジメントが「どうやって作るか(How to)」に焦点をあてたものだとしたら、プログラムマネジメントは「何を作るか/どうやって使うか」という「What」に該当する部分と考えればわかりやすいかもしれません。

  • 与えられた仕様に基づいて製品開発を行なうような、ゴールがはっきりしている仕事にはPMBOK。
  • 顧客へのヒアリングや価値提案など、モノを作るだけではなく提案や活用面も考える必要がある仕事にはP2M。

 

■取得できる資格
PMBOK ・・・ PMP資格(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
P2M ・・・ PMC資格(プロジェクトマネジメント・コーディネータ)、PMS資格(プロジェクトマネジメント・スペシャリスト)など

PMP資格(PMBOK)と、PMS資格(P2M)が同じくらいの難易度ではないでしょうか。
試験範囲はプログラムマネジメントが含まれているPMS資格(P2M)のほうが広い知識エリアをカバーしています。
なお、PMC資格(P2M)は、P2Mのエントリレベルの資格として位置づけられているため、PMP資格やPMS資格に比べて資格取得のハードルが低くなっています。

  • 実際にプロマネをされている方や、プロジェクト活動をされている技術者の方には、PMP(PMBOK)かPMS(P2M)レベルの知識が必須。
  • P2Mならエントリレベルの資格(PMC資格)もあるため、プロマネ未経験者や大学生にも受験しやすい。段階的に上位のPMS資格(P2M)を取ることも可能です。

 

とはいえ、実際のプロジェクトマネジメントではKKD(経験、勘、度胸)が必要なのもまた事実です。PMBOKやP2Mなどもツールのひとつとして利用しつつ、実践的なプロマネスキルを磨いていきたいですね。


日本プロジェクトマネジメント協会
P2Mとは?

Comment(0)