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ソフトウェアは私たちに幸福をもたらすことができるのか

クラウド、クラウド、クラウド!

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 最近、インフォテリアの様々な製品の動向も「クラウド」づいています(笑)。例えば今日の、ASTERIA WARPの最新バージョン発表では、Amazon Web Serviceや、Windows Azureに対応したアダプタなどを追加、さらにASTERIA WARPそのものをAmazon EC2上で稼働可能になるなど、クラウド対応をさらに強化しています。

 ASTERIAでは、以前から、クラウド上で稼働するASTERIAである「ASTERIA On Demand」を提供したり、SalesforceやGoogle Appsとの連携を提供したりしていましたが、今回の強化は、クラウドアプリケーション連携にとどまらず、企業の社内アプリケーションのクラウド化を促進するものです。

 さらに、昨日発表した「SnapCal」。これは、最近は「パーソナルクラウド」と呼ばれ始めた「Evernote」との連携です。元々「TwitCal」という名前でTwitterとの連携を売りにしていましたが、その後Googleカレンダー連携が可能となり、今回いよいよ「Evernote」との連携が実現することで、改名しました。名付け親は、Evernote社CEOのPhil Libin氏です(笑)。これから、iPhoneやAndroidなどのスマートデバイスがクラウド端末となっていくことは間違いなく、インフォテリアでは、スマートデバイス系のソフトウェアでも、クラウド連携を進めていきます。

 さらに、さらに、本日IIJから発表された、iPadを軸としたクラウドサービスの記者会見では資料配付と記者アンケートに「Handbook」が使われました。日本有数のクラウドベンダーが、クラウドを説明するために適したツールとして公の場で使っていただいた訳で、大変ありがたく思います。

 「クラウド」、「クラウド」のオンパレードで食傷気味の人は多いかもしれません。何を隠そう、私も「え?それもクラウドと言うの?」と驚くことはあります。消費されすぎている「クラウド」という言葉そのものはそのうち何処かに流れて行ってしまうかもしれませんが、企業の情報システム、社会の情報システムがインターネット上に移行していくのは止められない流れです。インフォテリアは、ソフトウェア開発のプロフェッショナルとして、「今必要なもの」だけでなく、「これから必要なもの」にも力を入れて、多くの企業、社会の進化に貢献していきたいと考えて、クラウドに取り組んでいます。

※本エントリは「笑門来福 Official」のレプリカです。

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