パターンを認識する能力
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いま、PhotoSketch が話題になっていますが、形状の検索ってまだまだできないですよね。
ずっと以前、ハワイ島で、スカイラインのクーペについてたエンブレムを見て「あのロゴはなんだろう」と思ったのですが、結果的には日産の米国向けブランド「インフィニティ」のロゴだったことが判明。「こんなことも検索できないのか」と思ったものです。
http://www.car-infiniti.com/
さて、今日、F1のイタリアGPでした。客席に、スカイブルー地に黄色の十字の入ったフラッグがたくさん振られていました。あの旗はいったいなんの旗なのだろう?・・・と思ったのですが、検索できません。
こんな簡単なことが、今のインターネットでは検索できないのだなぁ、と思います。
こういった形状のパターン認識(似ているものを「似ている」と結びつけられる能力)は、画像だけでなく、音(sound)や、文字(文章)にも当てはまる、と私は考えています。
音には形があります。音場や音の波形です。文章にも形があります。文章構成や言葉の「ならび」です。人間の脳は、そういった「パターン」を識別することに長けていて、それを駆使して会話を成り立たせているのだと思います。
そういったパターン認識の能力を向上させることが、よりファジーかつ自然言語で会話できる能力をコンピューターに与えるものなのではないか、と考えるのです。
※↑のフラッグを知ってるかた、教えてください(笑)。
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