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【動画】今年はITエンジニアの民族大移動(ベンダー、SIerから、ユーザー企業やスタートアップへ)が加速します

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マジセミ寺田です。

2020年IT業界トレンド、その1です。

今年はITエンジニアの民族大移動(ベンダー、SIerから、ユーザー企業やスタートアップへ)が加速します

私は2年前、「2018年のIT業界のトレンド」というタイトルで動画を公開しました。

そこでは、IT業界の中でエンジニアの移動が増加する、という予測をしました。具体的にはエンタープライズ系と呼ばれる、企業の情報システムを開発しているIT企業(主には請負開発で顧客である企業向けのシステムを開発している、ベンダーやシステムインテグレーター)から、ユーザー企業、Web系の企業、もしくはスタートアップなどへの移動です。

これを裏付ける記事が、日経コンピューターにも掲載されました。

「2020年に「民族大移動」始まる、若手技術者はITベンダーからどこへ行く?」

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00848/00014/

この動きは今後ますます加速します。理由はいくつかあります。

・ユーザー企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に本腰を入れており、これを実現するためにITエンジニアを直接採用するようになった。また、ITエンジニアに対する評価が高くなってきた。

・toC、toB共に、Webサービスに対する需要が拡大しており、ITエンジニアが不足している。

・日本において、ようやくスタートアップに対する投資額の増加や、起業に対するマインドの変化、成功事例の増加など、スタートアップに対する環境が整備されつつあり、スタートアップが増えている。

上記は「受け入れ側」の需要の高まりを示しています。では、「放出する側」の事情はどうでしょうか?ベンダーもシステムインテグレーターも、足元の業績は概ね好調で、ITエンジニアは不足しています。よって企業側の事情ではなく、社員であるITエンジニア個人の理由で退社するということになります。理由は「仕事のやりがい」「仕事が楽しいかどうか」です。

筆者は以前より、「ITエンジニアの幸せ三原則」を提唱しています。

(1)顧客の顔が見える仕事

(2)適切な規模の仕事

(3)新しいことへのチャレンジ

残念ながら、現在のベンダー、システムインテグレーター、もしくはその下請けで、大手企業のシステムを開発する仕事について、「ITエンジニアの幸せ三原則」に当てはまる仕事は少ないと思います。そこでITエンジニアは、「やりがいのある仕事」「楽しい仕事」を求めて転職していくのです。数年前までは、「受け入れ側」の環境が整っていませんでしたが、これが変化してきたことで「民族大移動」が起きている、という構図です。

繰り返しになりますが、この流れは今後ますます加速します。

動画でも解説しています。

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