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いや、やっぱり聞いていただけなくても結構なんですがとりあえず垂れ流させてください

「一日に10回のインストールができるようになれ!!」「つぎは12時間インストールをしつづけて12時間アンインストールをしつづけろッ」

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 今月も無事にUNIX USERが発売になりました。今月の第1特集はLinuxの起動シーケンスをKNOPPIXを例題にして解説、ということで、付録DVD-ROMにも1DVD LinuxであるKNOPPIX 4.0 LinuxTag日本語版を収録しております。そして、もう1枚の付録CD-ROMではOpenOffice.org 2.0Beta1日本語版が目玉……のはずでした。が。見事に月末にBeta2が出てしまった上に、連載の「OpenOffice.org研究室 データベース活用グループ」でその話題に触れられてしまい、時代遅れ感がさらに強調されてしまう始末。いやぁ、出るなら教えてくださいよ……。

 なぜこんなことが起こってしまうかというと、それは記事の最終作業は月末なのに対して、CD-ROMの締め切りは20日前後だからなんですね。ということで、来月の付録CD-ROMではFreeBSD 6.0RELEASE、Vine Linux 3.2の収録が予告されていますが、20日までに出ないと収録されません。そしてその場合は、CD-ROM担当の自分(&編集長)が頭を悩ますことに……。

 さて、話は変わりますがUNIX USERの付録CD-ROMでは、時期的に旬なもの、そして読者の方々にとって有益な物を収録しようと日々頑張っております。そのため、Linuxディストリビューションなどについては公開されているCDイメージをそのまま配布せず、手を加えることも良くあります。

 そして手を加えれば加えるほど、検証が大変なことになるわけで、さらにインストール記事を書いたりするとさらにさらにインストール回数が増えるわけで……。結局、Fedora Core 4とDebian GNU/Linux、あわせて一ヶ月で十数回インストールしましたよ。それでもバグは出るときには出る……。

 ちなみに今月収録のKNOPPIX 4.0 LinuxTag日本語版ですが、LinuxTagとはドイツのLinux展示会だそうで、その展示会のために作成された特別バージョンKNOPPIXを日本語化したものがこのKNOPPIX 4.0 LinuxTag日本語版らしいです。さらに、KNOPPIX 4.0のCD-ROM版も別に存在するらしい、とのこと。ということで、KNOPPIXはこれからも基本的にはCD-ROMベースで開発されて行くようです。だからなのかはわかりませんが、日本語版でもインストール時に出るメッセージはドイツ語表記。自分は間違ったイメージを入手してしまったのかと一瞬焦りましたが、それが正常のようです。

 あと、以外に知られていないのがKNOPPIXはHDDのWindowsパーティションに、イメージファイルの形式でインストールできる、という話。Windows 2000/XP限定ですが、ブートローダーにWindows純正のNTLDRを使っており、さらにインストールの際Windowsパーティション自体には変更を加えず、Windowsから見える形のイメージファイルをDVDからHDD内にコピーするだけなので、かなり安全にデュアルブート環境が構築できます。収録されているアプリケーションも今回のDVD版ではメジャーなものがほぼ揃っているので、初心者でLinuxを試してみたい、という方にはイチオシです。

 ただ、他のディストリビューションと違い、細かいアップデートが提供されていないため、本格的なサーバー用途にはちょっと向かないのでご注意を。あと、WindowsがC:ドライブにインストールされていない場合インストールが面倒だったりします。自分はWindowsがF:ドライブにインストールされていたので、ドライブレターをレジストリをいじって強制的にC:ドライブにしたらWindowsが起動しなくなり、期せずしてWindowsを3回ほど再インストールする羽目になりました(笑)。

 また、付録CDで地味だけど密かに便利なのがUNIX USER9月号付録CD-ROMのDebian GNU/Linux 3.1 "sarge"インストールCD。このCD-ROMは公式のCD-ROMをベースに、これだけで最低限の日本語GNOME環境+FirefoxがインストールできるUNIX USERオリジナルのカスタマイズドバージョンインストールCD-ROMです。パッケージ数を絞っているので、CD-ROM内のパッケージのチェックも早く、さらにネットワーク(http、ftp)経由でパッケージを取得するようにすればフルパッケージ入りのDVDと同じ感覚でインストールが行えたりと、容量は小さいけれど強力なインストールCDとなっております。編集部のサーバーマシンセットアップにも大活躍。ただ、時間的余裕がなくて非ネットワークインストール時にデスクトップ環境のインストールが選択できず、インストール後に手動でインストールを行わなければならなくなってるのがちょっと残念なところです。

 ということで、付録CDに収録したいものがあれば、コメントなどでリクエストしていただければ検討しますのでぜひぜひよろしくお願いいたします。

 あと、UNIX USERの現在の連載はオープンソースマガジンになってからどうなるのか、という話題が某所でちらっと出ていましたが、基本的に全部継続です。名前は変わるかもしれませんが。さらに新たな連載が4〜5本ほど開始、短期集中連載も毎回数本載る予定です。

ということで、ネタは相変わらずあるのにunixuser.jpの管理でトラブって疲労しきって書く体力が無くなったので繋ぎ的どうでも良いネタでお茶を濁してみたエントリーでした。

Comment(2)

コメント

yoshi

一ヶ月で十数回インストールってのは過酷ですね(汗 お疲れさまです。飛ぶような画面にfdiskでコマンドぽんぽん操作しているような光景が目に浮かびます…(^^;

胡桃

1ヶ月で、十数回のインストールご苦労さまです。ちなみにテスト用CD-ROM作成等もほぼ同じ回数ですね。でも、1ヶ月で、十数回のCD-ROM作成が可能になっただけハッピーです。昔々のCD-ROMライター(SONY製のトレーがアルミダイキャスト、1台200万だったかな?編集部にまだあるとおもいますが。)は、2倍速が限度。現在のように24倍速とかの比ではない。CDimageもUNIX上で作成してWindowsで書き込みですから。10BaseTでのCDimage転送が控えているわけです。これで、CDプレスの関係から1枚のCD-ROMに収めこむ作業と、画面取り(4x6フィルム)までの作業を考えると。今でも記憶にあるのが、Sparc RedHat、GNU Hardのインストールですか。GNU Hard用のX Window System を載せた人(日本人の若手さん。)はすごいと思いました。今のようなOSSの人達よりはるかに手探りの時代ですから。GNU HardもHardで Versionが 0.1? レベル。Micro Kernel が動いて BSD Serverが一部動いているような状況ですからね。追試の立場としても、手探りだったですからね。こういうのになれると、UNIX USER でまさにこれからの旬を取り上げるのは、エクスタシーを感じますよ。:-)

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