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簡単そうで意外と細かい手順と心配りが必要な「事務局」。ビジネスセミナー、周年パーティ、小規模勉強会からPTAイベントまで、事務局の現場から、企画からスムーズな運営、場づくりの失敗と成功を紹介します。

ファンが切望した絶版本を復活させる「復刊ドットコム」

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復刊ドットコムの社長の左田野渉さんに久々にお会いしてきました。JAGAT(日本印刷技術協会)に在職したころにセミナーの講演をお願いして以来なので、5年以上ぶり。

復刊ドットコム(旧ブッキング)は、Webサイトで復刊の要望を集めて、一定数を超えたら、最初に出版された出版社や著者と話をすすめながら、書籍を出版・販売するサービスを提供しています。現在の主力商品はアニメ・コミック。

元々は、取り次ぎの日販の子会社としてスタートし、その後カルチュア・コンビニエンス・クラブの子会社となり、様々な本を復刊してきました。デジタルプリンティング、オンデマンドプリンティングなどが話題になった当時から印刷・出版業界では注目されてきた会社でした。現在は少部数をプリントオンデマンドで出版するサービスは止め、要望を集めてから一定数を印刷、発行しています。普通の出版社よりは発行部数が少ないけれど、ある程度の販売数は確保しているのでリスクが少なく、淘汰が進んだため今では競合もほとんどいません。。

近年ウルトラマンの復刻版がヒットしたり、手塚治虫さんの「火の鳥」などの豪華本が人気です。サイトで購入する層は男性が多いとか。1冊1万円の豪華本や全集でも、絶版だった「マンガ」が復刻されると、「また買わなきゃいけなくなったじゃないですか!」と文句を言いながらもやはり買ってしまうそうです。大御所の漫画家の作品はもちろん、コミックボンボンやコロコロコミックで連載されていたマンガも復刊の人気が高い。キャラクタービジネスと連携しているため、シーズンがおわるとすぐ打ち切られ、絶版になることが多いので、当時小学生で今お金に余裕のある大人が当時のマンガを求めて復刊ドットコムに復刊の要望をよせてきます。男性の収集癖をくすぐるのかもしれません。

今後はもちろん電子出版も展開したり、親会社との連携が密なおもしろそうなサービスも考えているそうです。私が子供のころリアルタイムで連載を読んでいて大好きだった、でも著作権裁判がこじれて、今では新刊は入手が困難な少女マンガのバイブル「キャンディ・キャンディ」は、原作者名木田恵子さんの小説「キャンディ・キャンディ」として復刊ドットコムから復刊し、サイトで販売されています。

復刊ドットコム


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株式会社オプンラボ 小林利恵子

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