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健康保険組合からマイナ保険証の謎の案内

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7月29日に書いた通り、まだ、僕はマイナ保険証を使っていません。マイナ保険証のメリットを知っていても、マイナンバーカードを持ち歩きたくないからです。とは言え、12月に切り替わったら、持ち歩くしかありません。

さて、先週の健康保険組合から謎の案内がメールで届きました。いくつかの項目からなり、一つは医療保険と関連づけられたマイナンバーの確認。これはわかります。他は、資格情報のお知らせと、切り取って持ち歩くための同情報。「受診の際にはマイナ保険証があわせて必要です」と書かれていますが、それ以上の情報が無いので、何を言っているのかわかりません。

健康保険組合に問い合わせるしかないと思いましたが、メールを見るとリーフレットと称するものもありました。「マイナンバーの下4桁の確認および保険証廃止に向けた準備作業にご協力ください。」がタイトルのPDFで、Webで検索するとほぼ同じPDFが複数の健康保険組合で見つかったので、おそらく国から言われて配布しているのでしょう。

これでわかりましたが、マイナ保険証が使えない医療機関で使うための紙(資格情報)だそうです。だったら、最初から保険証だけ持ち歩く方がシンプルでしょうに。また、スマホを持っている場合は、「マイナポータルの資格情報画面」をスマホにダウンロードして代わりにできるとか。その「...画面」は単なるPDFでした。このリーフレットにはダウンロードせよしかなく、使えない人も多数出そう。僕もいざという時にどこにダウンロードしたか忘れている可能性が高いです。

と言うことで、健康保険組合も政府の無茶振りに巻き込まれただけであることがわかりました。日本人全員が使うシステムなのですから、中途半端なシステムに中途半端な運用をするのではなく、じっくり展開して欲しいです。

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