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やっとChatGPTを使いました

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これまではMicrosoft Bingからしか使っていませんでしたが、GPT-4を試したかったので、ChatGPT Plusに登録しました。

少し試すだけで、もっともらしい回答をしますが、引用元はわからないし、間違っていることも多い。特に酷かったのは「バイクで横浜から九州へ行く方法を複数提案してください」。複数回質問しても、ほとんどは大間違いの陸路ばかり。やっと出たフェリー航路も存在しない航路でした。

一方、面白かったのは、「雑巾をApple風に紹介してください」。iWipeを高らかに紹介してくれました。また、弔電のサンプル作成を依頼したら、それなりに良い文章を出してくれました。もちろん、実際に使うとしたら添削すべきですけど。
いずれもどこかの元ネタを学習しているはずで、引用元がわからず、権利は怪しい。つまり、論文等を含む外部公開には使えず、個人で楽しむ範囲でしか使えません。

さて、同じエンジンを使っているはずのMicrosoft Bingで試したところ、「バイクで横浜から九州へ行く方法を複数提案してください」はまともな回答が得られました。また、「雑巾をApple風に紹介してください」では、最初に雑巾の説明をした後、iWipeのような製品名はないものの、ストレートに雑巾をApple風に紹介してくれました。

「F900XRと富士山が写った写真を紹介してください」という同じ要望を双方に出すと、ChatGPTは自分に機能がないと他サービスを紹介し、Microsoft BingはURLとセットで言葉で紹介してくれる、と違います。一方で、どちらも平気で嘘情報を出すのは変わらず。

適切な回答を引き出す質問の仕方だけでなく、権利不明では回答の利用も難しい。Adobe社のサービスのように権利をクリアにする必要があるのでは?

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