Apple Watchとアクティビティ
先週、Apple Watchを渡航先の朝から翌日の日本の夜まで計33時間つけていて、バッテリーは5%残りました。そのうち、飛行機に乗っていたのは14時間ほど。残りは乗り換えたり、普通に街を歩いたり、生活していたりしました。通常の24時間の生活をする分には十分のバッテリー量ですが、一週間くらいはつけたままにできるくらいが安心です。
Apple Watchでアクティビティを計測中に時間帯が切り替わると、単純に統計値も切り替わりました。また、機内で日付が変わっても、着陸して機内モードをOFFにした時、ちゃんとApple WatchからiPhoneに、前日含めてデータが転送されました。
さて、前に歩数のカウントがiOSのヘルスケアAppの値と、アクティビティAppの歩数の値が異なることがある、と報告しました。どうやら、iPhoneのみで(Apple Watchをつけずに)カウントされた歩数は、アクティビティの方には入らないようです。すると、歩数はヘルスケアの方を参照すれば良いことになりますが、同Appは過去のデータの閲覧性が非常に悪い。たまたま、少し詳しく見れるApp、HealthDashの存在を知りました。iOS HealthKitの管理するデータを効率良く閲覧できます。
この3種類Appを比較してみましょう。ヘルスケアAppは当日しかまともに見れないので、ある日の歩数について。
ヘルスケア | 6,934 |
アクティビティ | 6,924 |
HealthDash | 6,188.83 |
全て値が異なるのが事態を益々複雑にし、HealthDashの少数点以下が不可解です。
そこで、アクティビティとHealthDashを5月3日からの一週間分比較してみます。
アクティビティ | 13,040 | 10,147 | 13,773 | 12,256 | 9,755 | 11,319 | 13,540 |
HealthDash | 13,066 | 10,147 | 13,795.65 | 12,312 | 9,768 | 11,276.31 | 13,469.69 |
合う日が1日だけありますが、HealthDashの方に相変わらず小数点以下がありますし、アクティビティより多いこともあります。謎は深まるばかりです。いや、不具合の一言で片付けられるかもませんが。
試しに上った階数も比較してみます。
ヘルスケア | 8 |
HealthDash | 7 |
上った階数の計測はiPhone 6のみで、Apple Watchは関与しません。ヘルスケアのすべての記録データで内訳と、HealthDashのグラフを比較すると、HealthDashに最後の1回が無いようです。
どうして、同じ計測をしているはずで、同じHealthKitから取得しているはずなのに、データが異なるのでしょうか。これを解決するには、自分でHealthKitを使って調べる必要がありそうです。たかが歩数ですし、義務でもないですし、そこまで気にすることではないとの囁きも聞こえますけれど。