iOS 8の感想
週末にiPhone 6は受け取りましたが、それの感想はもう少し使ってからとして、今日はGolden Masterから使っていたiOS 8について。
今までのメジャーバージョンアップに比較し、細かな不具合と既存アプリとの互換性が低いような印象があります。既存アプリはこの週末でかなり更新されましたが、まだまだ。また、iCloud DriveやHealthKitのように調整不足から、ユーザーやディベロッパーに迷惑をかけていることもあります。Map以来のひどさかも。
最初に気づいた変化は、写真アプリからフォトストリームが無くなったこと。どうやらこれが正しいようですが、配布されたマニュアルには「自分のフォトストリーム」アルバムがあることになっていて、最初は英文マニュアルを読んだため、自分の英語力不足を疑ったくらい。
関係はわかりませんが、カメラ関係の不具合にいくつか気づきました。ロック画面でカメラを使った後、ロック解除すると、カメラアプリが動いていたり。バーストから好みの写真を選んで後、バースト(XX枚)の表示が変わらなかったり。これは、削除しても30日間保管されるようになった仕様との関係かもしれません。
ミュージックのプレイリストでiTunes Matchから全曲ダウンロードすると、そのプレイリストは以降更新される度に勝手にダウンロードされます。
そして、iCloud Driveはひどい。使う機器が全てiOS 8とOS X Yosemiteでないとだめなのに、OS X Yosemiteはまだ存在しない。たぶん、Appleは同時に出したかったのでしょう。僕の場合、1Password Proをアップデートしたら、それはCloudKitを使用しているため、OS Xの1Passwordと同期できなくなってしまいました。
HealthKitは何やら不具合があったそうで、未だヘルスケアと連携するアプリが公開されない始末。iOS 8で期待している機能のひとつだけに、早く対応してほしい。
Apple's full statement on today's iOS 8 Healthkit issue, via email: pic.twitter.com/xDhuKrLZQe
— Tim Bradshaw (@tim) 2014, 9月 17
まだ使いこなすほどアプリを見つけていませんが、カスタムアクションと通信センターのウィジェットは便利そう。一方、キーボードは純正で満足しているので、僕が追加を買うことは無さそう。また、"Hey Siri"でSiriを起動できるのは、車を運転している時に使えそうです。
と言うことで、文句ばかり書きましたが、潜在能力に期待しているからこそ。数回のマイナーアップデートで安定、と言う感じでしょうか。
(2014/9/24追伸) iOS 7.1.2で働かなくなっていた、Wi-FiアクセスポイントのWeb自動認証が動作するようになっていました。その他にも不具合は多数直っているのでしょう。