Bluetooth 4.1が発表されました
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先週、Bluetooth 4.1が発表されました。
ITmedia記事: モノのインターネット実現へ、Bluetooth SIGが「Bluetooth 4.1」を策定
今回の特徴は以下のとおり。
Improving Usability: Coexistence, Better Connections, Improved Data Transfer
Empowering Developer Innovation
Enabling the Internet of Things
Coexistenceは、携帯電話の通信 - LTE等との干渉を抑えるようにしたとか。僕は電波は門外漢ですが、Bluetoothが使うISMバンドとLTEの帯域は違うので影響はないものと思っていました。Wi-Fiの規格によってはISMバンドを使うので、既にBluetooth 1.2で対策されてます。
気になったのは、Enabling the Internet of Thingsとして、Core SpecificationでIPv6通信を使えるようになったこと。もはやWi-Fiと同じようにInternetのデータリンク層/物理層(おお、この用語を久しぶりに使った。懐かしい)でもあると言うこと。と思ったら、よく読むと、a foundational step for future support of IPv6 at the sensor levelとあります。少し先のようですね。
近い将来、(物理的にもネットワーク的にも)とても遠くにあるプレーヤーで再生した曲を、Bluetoothヘッドホンで聴けるかも。
そんな使い方はともかく、機器の開発自由度が高まりそうで期待しています。
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