オルタナティブ・ブログ > 路の上で >

日頃考えていることをぽちぽち書きます。

iPhone 5sの初期?トラブル

»

iPhone 5sが発売されて一ヶ月、トラブルを聞くようになりました。

まずは、iPhone 5/5cと比較して、2倍の比率でアプリが落ちると報道された件。
出所はこれらしい: Apps on iPhone 5s Crashing at Twice the Rate as on Other iPhone 5 Models
僕の場合は、iPhone 5に比較し、特定アプリがよく落ちます。また、全体がしばらく固まった後、画面に起動時のAppleマークが表示されて、全てのアプリが終了することが数日に一度くらい起きます。OSは再起動されていないようで、SysStatMonで見るとuptimeは継続しています。
ブルースクリーンを見ることがあるようですが、僕は今のところ経験していません。

想像ですが、新しい64bit CPUであるA7、それを使用する新しい、つまり枯れていないコンパイラ、新しいOS (iOS 7)、そして新しい64bitアプリ、と新しいものばかりで、熟成されていないが故の不具合がたくさんありそうです。

次は加速度センサー(accelerometer)。
コンパスAppで水準器を表示すると、iPhone 5に比較して最大5度程度ずれることが報告されています。僕のハードウェアでは4度ずれていました。
iPhone 5s/5
手前がiPhone 5で奥がiPhone 5sです。もちろん、これだけではどちらが正しいのか、どちらも間違っているのか、わかりませんが。
RealityCapのCEO、Eagle Jones氏によると(いろいろな記事から参照された同氏の一つ前のblogをかなり訂正しています)、iPhone 5に対してaccelerometerチップが変わっており、そのチップに適切なキャリブレーションしていないことが原因のようです。なお、リンク先記事では各アプリでキャリブレーションするコードまで提案されており、同じ機能をAppleはコンパスに入れるべきと言っています。
Jones氏の報告通りならば、Appleの検証が足りなかったことになりますね。でも、ソフトウェアで救えそうなので一安心。

そういえば、以前、iPhone 5ユーザーがiPhone 5sに買い替える必要はない、と書きましたが、auのiPhone 5ユーザーには大きなメリットがありました。auのiPhone 5には下記の詐欺に近いLTEサービスエリアの課題が有り、今回のiPhone 5s/5cで解消されているからです。
当社に対する措置命令に関するお詫びとお知らせ

Comment(0)