オルタナティブ・ブログ > 路の上で >

日頃考えていることをぽちぽち書きます。

Androidの分断 その2

»

その2と言っても、僕がこの件を書くのは初めて。
今までAndroidの分断とは、多くのバージョンが存在する上に、画面の解像度等ハードウェアの差異も激しいことでした。
最近、さらに分断を示す状況が出てきたので、その2としました。
新しい状況に気づかせてくれたのはKindle Fire。OSのカスタマイズに加え、アプリ マーケットが独自です(Amazon Appstore for Android)。つまり、iPadに次ぐタブレットになると予想されるKindle Fire向けにアプリを提供しようとすると、従来のアプリ マーケットだけでなく、Amazon Appstoreにも置かねばなりません。
Kindle Fireだけでなく、将来のBlackBerry PlayBook (大苦戦のようですが)や噂のFacebook phoneも、そうなりそうな噂がちらほらしています。

Microsoft Windowsの場合はクローズドソースなため、ハードウェア以外の分断は、OSのバージョンだけでした。
Androidはオープンソースであると同時に、(Androidは名乗れないかもしれないが)自由にカスタムできるだけに、もっと激しい分断になりつつ有ります。
この状態、正しい競争ではありますが、ユーザー不在の競争になる怖れが有ります。Androidとしては、早く勝負にかたがついて、集約してほしいと願う僕は変でしょうか。

Comment(2)