【読んでみる】新宿中村屋創業者、相馬愛蔵さんの『私の小売商道』そして、、、
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わたくしが尊敬する「ひとり文具メーカー」のひとつである、大好きなスガイワールドのスガイさんから、封筒が届きました。
フェイスブックでスガイさんが紹介されていた、新宿中村屋の創業者、相馬愛蔵さんの『私の小売商道』という本。
個人的にすごく興味深くてですね。
著作権が切れており、青空文庫で読めるのですが、縦書きに出力したものありますからどうぞって送ってくださったのです。
こんなご時世ですが、わたくし少し前から昔の商人の考え方などがすごく気になりだしておりまして、そういう時代小説などもちょいちょい読んでいたのですが、昨年、青木高夫さんにこんな本を貸していただきまして。
しばらく読めなくて、お借りしておきながら積読になっていましたが、少し前に読み始めましたら頭をガツンとやられたわけです。(ずっと借りっぱなしでゴメンナサイ!)
百貨店ものがたりとありますが、要は三井高利の越後屋(=三越)はじめ、名だたる小売商の成り立ちや商売に対する考え方、それらをまとめた家訓などが網羅された、読み応えのある一冊です。
わたくし、めずらしく学生気分になってしまい、、、
ノートを取り出してしまい、さらに読むのが遅くなり、これ以上ご迷惑かけられないので、先週amazonでポチっとしたところです。
先達の斬新なアイデア、苦労して培った知恵、賢者のマインドは今だからこそ勉強になる部分というのがたくさんあると感じますね。
わたくしはどうも「ビジネス」は苦手のようですので、「商売」路線でがんばっていきたいと直感したこともあって、しばらくはこの、「昔の人に学ぶ」シリーズも続けていきたいと思っております。
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