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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

【読んでみた】人の目が気になってラクに生きられない方へこの一冊

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わたくし、基本的に覇気のない顔をしているのもありまして、わりと柔らかい人間(無害ないい人?)という印象を持ってくださっている方が多いようです。でも、実際は、、、

・配慮上手な顔して、実はあんまり空気読んでない。
・ヒエラルキー的なことが大嫌いで、実はのんびりながら一匹狼思考。
・楽天家。ケセラセラ。
・忘れっぽいというか、そもそも結構いい加減。
・案外身勝手。(おいおい)

お恥ずかしいのですが、きっとこんな人です。
でも、そのせいかおかげさまで毎日わりとストレスなく生きているような気がします。
(カミサンはじめ、そのせいでご迷惑おかけしている皆様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。)

メルマガから始まったネットの活動が長いせいか、また出版していろいろ批評をいただく機会も多いからか、あまり人の言うことを気にしない(もちろんちゃんとお聞きしますが)感覚は養われたのかもしれません。

さて、そんなことを考えながら、いただいたこの本を読みました。
書かれたのは金光サリィちゃん。(だってご本人が「サリィちゃんって呼んでください!」っていろんなところでおっしゃっているんだもん!ぶっ飛んでるなぁ。)メンタルコミュニケーショントレーナーとして、個人コーチや企業研修などの分野で活躍されている方です。

人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと

        金光 サリィ 大和書房 2012-12-15
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いやいや、まず設定のおもしろさに脱帽ですね。
というか、この本のすべてかもしんない。この設定のおかげでものすごく「入って」くるのです。

人生に疲れて沖縄にたどり着いた女性が、バーにいた黒猫にテレパシーで話しかけられ、ラクに前向きに生きていく術を教わるというフィクション仕立てです。

なぜ黒猫なのか?

Kuroneko
(挿絵の黒猫がまたぐちゃっとしてて、かわいいんですわ。) 

それは、人間から見て、自由気ままにノホホンと生きている、うらやましい動物の象徴だからですね。
人に合わせず、受け身にならず、基本は単独行動でありながらしかも他人とはフラットに接するというイメージ。

人の顔色ばかり伺い、流されて、そいでもって自分探しの旅に出ちゃっている方にはぜひオススメします。
「自分探し」なんていつまでやってても答えが見つかるかわかんない。「自分創り」をしたほうが楽しいじゃん!ということです。

その過程で、友だちとフィーリングが合わなくなっても、最悪ちょっと誤解されちゃっても、なんくるないさぁ。それだけのこと。自分はまた気の合う友だちと楽しくやっていけばいい。

これ、ソーシャルメディアでもすごく感じますね。
わたくしのもセミナーなどでよくお話するんですけども、フェイスブックの「グループ」などで、だんだん盛り上がり度が落ちてきたり、どうも投稿する気がおきなかったりってよくあります。
でも、それはお互いが違うステージに進んだだけのことで、嫌いになるとかそういうこととは全然別問題なんですよね。

また時を経て、同じ場に戻ってくるとか、全然違うコミュニティでばったりとか、そういうこともよくあります。世の中、変わらないものはないわけで、今ある関係性を永遠に持続させなかれば!ってプレッシャーに感じることはないと思うのです。

話は最初に戻りますが、結果的にわたくしはかなり「黒猫思考」であることがわかりました。最終的にそれがベストかどうかはわかりませんが、今のところ自分ではオッケー出しております。
あなたの「黒猫度合い」、チェックしてみるのもいいかもです。

共感度合いメチャ高い一冊でした。m(_ _)m

>>19日21時まで発売記念のキャンペーン中
>>黒猫倶楽部(フェイスブックページ)

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