さて、オフィスの冷房、どうするか?弊社はまずこうしました。
いやいや、本格的に暑くなってきましたね。節電の夏です。
うちの会社のビルは、構造上空気が全然回らなくて、しかも南向きに大きな総ガラス窓という環境のため、毎年かなり苦労しています。
しかも、数年前から「エコアクション21」という規格にも対応しているものですから、省エネの部分では、もうこれ以上することないよ~というところまできてしまっており、これまで通り、夏はエアコン28度設定で過ごそうとしているのですが、昨日なんかは午後からちょっとヤバかったですね。
湿度もすごくてとてもじゃないが効率よく仕事をできる環境ではありませんでした。これではまずいです。まだ7月初旬じゃないか!てなわけで、本格的に対策を講じることにいたしました。数年前に、窓ガラス用断熱塗料も施工しているんですが、どうも毎年暑さがきびしくなっている感があります。
でもって、やれるところからいろいろ試してみよう。ということで、、、
●遮熱カーテンを試す。
今、うちの窓ガラスにちょうどいい大きさのものを、オーダーメイドで注文しました。既製品より少し時間がかかりますが、変なサイズを使って、だぶついたところに温かい空気などがたまるのもイヤですので、ジャズトサイズで参ります。
ユニチカのサラクールという機能性ポリエステルを使ったレースのカーテン。オフィスにレースって、ちょっとかっこわるいですが、ブラインドの外側に取り付ける予定です。「遮熱効果は65%カットを達成」という謳い文句を信じることにいたしましょう。
これ、設置したらまた追記か新規記事でレビューしますね。
●扇風機・サーキュレーターの使い方を変える。
「エアコンの効率を上げるために、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させます!」ってよく言われますが、どの方向へセットすればいいのか?
これ、数年間謎でしたw。
ググってみても、部屋の形状とかエアコンのタイプとか違うので、納得のいく「法則」のようなものはなかなか得られません。いろいろ角度とか方向は試したんですけどね。やはりちょっとわかんないです。空気って見えないし。
そこで、冷気を「回す」のはとりあえず諦めて、こんな方法はどうかと。
何でも、風速が1メートル(毎秒)のときに、人間の体感温度は1度下がるらしいんですね。ならば、扇風機で直接風を当てちゃえばいいじゃんと。
扇風機の風速って、大体2~3メートル(毎秒)のようなので、それを鵜呑みにしますと体感温度も2~3度下がるはず、ということになります。スペースや見た目の問題で、一人に一台はちょっと厳しいと思いますが、数人に向けて一台が首振りでカバーできれば、そこそこ爽やかに仕事できるはずです。
うちは扇風機を2台社長が買ってきました。書類が飛ばないように調整して回し始めましたが、かなりいい感じです。昨日とは雲泥の差です。ちなみに、扇風機の電力は、ばくっとエアコンの1/20程度ですので、これは上手く使えばかなりの節電になります。
ただ、ひとつ注意点ですが、強い風をずっと浴び続けると、さすがに体に変調をきたします。昨年わたくしはどうにも暑くて、サーキュレーターを体の右側からガンガン直で当ててたんですが、すごい頭痛に襲われました。
つまり、体の右側だけ急激に冷えてしまい、血液の流れとかおかしくなっちゃったんですね。これきっとかなり危険な行為のような気がしますので、ご注意ください。m(_ _)m
●エアコンの時間差設定。
これも地味ですが試してみたいですね。
やはり午前中はまだそんなに暑くないですので、エアコンの温度を1度上げてみるとか、それで午後にダメだこりゃと思った時点で下げるとか、その環境に合った、ルール作りみたいなものが出来るはずです。
今回、空気の流れを阻害する衝立などを外してみたところ、流れはかなり良くなりました。こういったレイアウトの変更も、できればある程度の効果は期待できそうですね。
●しろくまのきもち。
あとは、空気が流れるようになると効果を発揮するのがこれ系ですね。冷蔵庫で冷やすタイプのものもありますが、しろくまは濡らすだけでいいのでラクです。
BIG WING(ビッグウイング) しろくまのきもち ひんやりネック クールバンダナ 水玉ブルー S#200
これも先日買いましたが、一定の効果はあります。「へぇ~」という感じですよ。
ということで、以上が弊社での新しい省エネ対策です。
参考になりましたら幸いです。m(_ _)m