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「脳内ビジネス」の話はまたにします!

すごくて嬉しい以外のエンジニアだっていいんだ

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前回、これからのエンジニアは、すごくて嬉しいエンジニアを目指すべきという話をしました。

努力して技術を磨き、それを他人の嬉しさにつなげていくタイプのエンジニアが最高!という話です。

紙面と本業の納期の関係上、それ以外のタイプの人の話まで広げられませんでしたが、前回ご紹介した図は制作に小一時間かかってまして(仕事しろ)、もったいないのでそっちのお話を掘り下げてみたいと思います。

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(dimension D)

まず、「しょぼくてざんねん」なタイプです。

「そんな奴は業界にはいないだろう」「いても到底やってはいけないだろう」と思うかも知れませんが、実はかなり多いです。

コードを一切書けず、設計もできず、自分が興味のあることをそれっぽく知っているだけ。

あるいは、一応エンジニアの名刺はもらっていますが、会社組織にどっぷりつかっていることに安住して、自ら頭を働かせていない、というようなタイプ。

当然のことながら、これはよくありません。エンジニアというのは、たとえば所属している会社が潰れてしまったとしても、いつでも腕一つで渡り歩いていけるのが最大のメリットなのに、自らそれを放棄してしまっているわけです。


(dimension C)

次に「しょぼくて、嬉しい」タイプです。

これは、考えようによっては生活力があるタイプかも知れません。

顧客や、経営者など、お金の回ってくる上流にいる人のことを思って「嬉しい」ことを目指すのは、センスと割り切りが必要です。

しかも、しょぼいまま目指すのですから、なんらかそれを補完する人脈であったり管理能力、調整能力、話術など持ち合わせていないと無理でしょう。かなりのタレントだと思いますね。

しかし、いかんせん技術面で「しょぼい」というのでは、確固たる基盤がないわけです。

それは不安定な状態であって、偶然付き合う顧客や上司とソリが合うかどうかに人生が大きく左右されてしまいます。


(dimension B)

最後に「すごくて、ざんねん」なタイプ。

こういうエンジニアもまた、たくさん存在しています。

技術が大好きで、自費でセミナーに参加したり、技術書や技術系のニュースサイト、著名なエンジニアのブログなどを読みあさったり、自分でちょっとしたサイトを立ち上げてみたりするのですが、いかんせん嬉しいのは自分だけだったりします。

こういう人は、姿勢的にはすばらしいと思いつつも、実はいくら勉強してもなかなか社会にコミットできません。そればかりではなく「なんだか宇宙語をしゃべる変なやつ」ということで疎まれることすらあります。

いや、これは必ずしもその人が悪いわけではなく、環境がそうしてしまっていることもありますね。

顧客や、評価者たる上司から遠い位置で働くエンジニアはこうならざるを得ないかもしれません。



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さて、ということで、「すごくて嬉しい」エンジニア以外のタイプを見てきたのですが、ここで勘違いして欲しくないのは、

「じゃあ、こういった3つのタイプの人はプロではないのか?」

「存在してはいけないのか?」

というと、そんなことはない、ということです。

現時点で、「すごくて嬉しい」以外のエンジニアだっていいんです。

dimension Aの「すごくて嬉しい」エンジニアなんて、実際にそうなれる人はごくごく一部です。私の知る限りでは、10人に1人も居ないのではないでしょうか。

実際に今、そうであるということより、それを目指すことの方が大事なのです。


1か月に1度来るような細かい選択肢の中で、「すごくて嬉しい」を目指すならどの選択をすべきだろうか?

そんなレベルでちょっと意識するだけで、3年くらい経って振り返ったときには、それをまったく意識しなかったときと比べて、大きく歩んできた道が変わっていると思うのです。

結果として、そうなれたかどうかは、また別問題です。






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