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悩める中小企業経営者に向けて、ITと経営をいっしょに食べてやさしく噛みくだく試み

「くまモン」は偶然のヒットではなく、用意周到なるマーケティングの成果

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キーマンズネットの中小企業コラムに、熊本のITコーディネータの中尾さんが連載を書かれています。
その中で、大人気のご当地キャラであるくまモンの誕生の経緯が非常に面白かったので、ちょっとご紹介です。


【第2回】大人気キャラ「くまモン」の地域活性戦略
※キーマンズは会員制サービスなのでログインしないと内容は見れません。

2011年1年間のくまモン関連の商品売上高は25億円以上。売り上げにプラスになったと答えた業者が8割以上。出動回数は1000回以上。営業部長に昇格後は、ブランド力があり発信力のあるメーカーとのコラボ企画にも力をいれカゴメやUHA味覚糖とのコラボ商品が大ヒットしています。


会員制ですので、詳しくはご紹介できませんが、たまたまヒットしたご当地キャラだとばかり思っていた私には、経緯が結構新鮮でした。
九州新幹線の開業一年前からデビューさせて、タイミングを合わせてマーケティングをしてきたこと。熊本のご当地キャラとかお役所が主導していることを隠して、大阪を徘徊させて都市伝説化させたこと、認知があがってから熊本県の営業部長であることを明かしたこととか、「事件」を起こしてさらに盛り上がりを作ったりとか、年表を見ているとフェイズに合わせてセオリー通りにうまくイベントを作って、有名にしてきたことがよくわかります。

ご当地キャラもそうですが、中小企業がマーケティングをしようとするときに、表面的なことばかり真似をして、「ゆるキャラ作ったら売れるかも」とキャラクターだけ作って名刺に印刷して喜んでおしまいとなりがちですが、たまたまの炎上とかでなくまっとうに有名にしようとすると、それなりの努力と運と、労力が必要だということがよくわかります。

コラムを書かれている中尾さんは、ITコーディネータとして、支援企業3社が経済産業省の中小企業IT経営力大賞の優秀賞等を受賞されるなど、すばらしい実績を上げており、九州の中小企業のブランド化を盛り上げています。

その中尾さんですが、ご実家はお茶農家で農業分野に最近は注力中。
農業にもマーケティングの波を入れようと尽力されるとともに、品質管理やトレーサビリティの確立を目指してサイボウズのクラウドサービスであるkintoneを使った農業クラウドに挑戦中です。

そんなご縁で、私も明日は熊本で、農業のIT化に関するパネルディカッションの司会をさせていただきます。
マーケティング、品質管理いずれもITはなくてはならない要素です。
農業は私もそれほど詳しくはないので、現場の皆様のお話を伺って、いっしょに勉強させていただきたいと思っています。


※キーマンズの同じコーナーで、サイボウズ Office のプロダクトマネージャー栗山もコラムを連載しております。
 よろしかったらぜひ御覧ください。(会員登録が必要です)

 っていうか、このコーナーのコラムの作者、よく知っている人ばっかり。(笑

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