未来への希望がないけど自分を変えられないバブル世代って
facebookのタイムラインに流れてきた記事を見て、朝からちょっとした自己嫌悪です。
「自己チュー」「人を育てない」バブル世代ミドル 自己信頼に注目して再活性化の実現を(上)
まあ、全員が全員これに当てはまるわけでもないとは思いますが、「『自己中心的だ』『下を育てない』『過去の成功にこだわり行動を変えられない』など、上下の世代から冷たい視線を送られているこの(バブル)世代」が、自己のアイデンティティを守りたいがために攻撃的になって、変化を妨げるというのは、ずいぶんと凹むご指摘です。
ところがバブル世代ミドルは、「コトにつながらない高性能や高品質には、もう興味がない」という市場の変化に気づきにくい傾向がある。だから、「実はミドルは自信がない」(河合氏)人が多いという。現在の20代と30代前半は、どんどん進化するITを活用した商品・サービスを子どもの頃から使いこなし、先に述べた付加価値の変化を肌で感じて育っている。「そんな世代と新たな付加価値を生む商品・サービスづくり競争でガチンコ勝負したら、ちょっと勝てそうにないことに、ミドルは薄々気づいている」(河合氏)のだ。
自分の知識や能力がもはや通用しない、積み重ねてきた経験が「無駄」だと認めるのは、決して進んでしたいことではないし、アイデンティティ崩壊にもつながりかねない。だから、自己欺瞞で心のバランスをとっているのだろう。
調査によれば、この世代は「未来への希望が著しく低いにもかかわらず、自分への信頼が持てない」らしく、この記事ではまず自分への信頼を持って未来への希望へ繋ごう、以下続編へと続くわけですが、客観的に見て「自分を信じていなく」て、「未来に希望を持っていない」上司やお父さんについて行く身になると、それはもうたまったものではありませんね。
仕事のやり方とか、意識革命とかよく言われます(言ってます)が、そんなことより「未来を見つめて」「自信に満ちた」上司やお父さんの背中でありたいっていうほうが説得力があるように思います。
そしてそうなるために必要なことを掘り下げてゆくと、自分を変えるきっかけができるかもしれません。
バブル世代のみなさん、部下や子供に、輝く未来を自信を持って語れますか?