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悩める中小企業経営者に向けて、ITと経営をいっしょに食べてやさしく噛みくだく試み

打算で人と付き合ってるんですか?はい、そうです!【Essentialな動画付】

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おととい、オルタナブロガーでもあるナレッジネットワークの森戸さんが、NCネットワークさんを会場に開いた「Facebookビジネス活用研究会(製造業編)」へお邪魔してきました。(ホントに邪魔しに行ったみたいで同じグループになったみなさん、すみませんでした)

内容は、乱暴にざっくり一言でまとめると「君たち、休日のだらしない格好で、ビジネスの席に出てきちゃいかんだろ!」と中小製造業のビジネスマンに向けてのお説教?です。

Facebookは、国内でのユーザー数が300万を超えたようで、一般的なSNSになりつつあります。
このFacebookの一番の特徴は「実名主義」。元々が大学生同士の交流を図る目的で作られたサービスだけに、バーチャルな和を広げるためのSNSではなく、実の友人とつながってゆくところに他の国内大手SNSとの違いがあります。

しかし、リアルなビジネスにおいてはスーツを着て、ビジネスマンを演じる中小企業の敏腕社長も実名の重さを考えずに、他のSNSと同じように登録して同じようにお仲間モードでお喋りを始めてしまうことから、ビジネスのために利用しようとするといろいろと不都合が生じます。

森戸さんは実際にFacebookをビジネスで活用されていますが、その徹底したビジネス活用は群を抜いて素晴らしいと思ってます。
中で作られたグループは200以上あるそうで、他の集客手段を一切使うことなく、全国各地で開くセミナーがみんな満席になっちゃうんですから、Facebook活用の鬼と言ってもいいかもしれません。

その森戸さんいわく、Facebookをビジネス活用する上では、以下の順序で進めることが肝心とのことです。

1.目的を整理する(ビジネスで成し遂げたいことはなにか?)
2.Facebookの利用イメージを具体化する(販売、マーケティング、集客など)
3.人脈を作る(目的達成に必要なキーパーソンを定める)

そして、目的を深く考えず、それでも「なんかビジネスに役に立つんじゃないのか?」となんとなく始めてしまう経営者に一喝!


YouTube: 20110907facebook勉強会

企業ブランドとはよく言われますが、企業ブランドが企業ロゴや宣伝イメージで作られる時代はもう終わっています。
ブランドを支えるのは商売における信用や信頼、そして企業のアウトプット全体が形作るイメージなのですが、これらがマスマーケティングで醸しだされる時代は終わり、ソーシャルネットワークによって広がる時代になりました。

ソーシャルマーケの力を最大限に利用するなら、社員全員が企業ブランドを形作る個人として、ソーシャルな世界でステークホルダーをコミュニケーションすることが早道です。

勉強会のグループ討論では、「会社」か「「個人」かという話も出ましたが、会社の中の個人というスタンスを身につけてソーシャルの海に漕ぎ出せば、そこには新しい出会いが待っています。

※オフトークから

Facebookをビジネス利用する上で、外部拡張性に優れたグループ機能は大変有効ですが、プロジェクトが始まってしまうと、ToDoや共有データの持ち方など、不便なことも出てきます。
そういうときは、無料グループウェアの「サイボウズLive」。
サイボウズ社員の私が言うとどうしても宣伝臭くなるので、森戸さんが支援する学生団体も応募している活用コンテストのエントリースライドを見てイメージしてください。

ついでに投票もしていただけると、大変嬉しいです。

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