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~攻撃は最大の防御なり~正解のない対策を斜めから斬る

Twitterで自らのカンニングを「つぶやき」ネットで炎上→自己消滅させるも証拠は増殖中

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はてブニュースで見ました。モラルな話をするつもりはありません。ただ「普通」に考えても、自分のカンニングを全世界配信するのが理解できません。私だったら絶対に誰にも言いません。

日大の塚本壮くんがtwitterでカンニングを暴露

詳細はリンク先を参照下さい。

最近思うのですが「普通」の基準って何なのでしょうね? 人それぞれ違う基準を持っているのでしょう。

自ら暴露し自爆するのは、誰かに言われるよりも「まぁいい」のでしょう。Twitterのページは削除したようですが、ネット上には「そのまま」残っています。

ネットに何を発信しても「自己責任」ですが、こういうのを見て毎回思うのは、すべての情報が繋がっていくことです。他のサイトや、日常のつぶやきに「私生活全部」が入っているので、こんなトリガーですべてが繋がっていきますし、ネット上のデジタルデータはコピペで増殖していきます。

今年の初め、Twitterで炎上した芸能人のプライベート情報を流したアルバイト女子大生のモラルって何?でも書きましたが、見たものを誰かに伝えたい衝動って、誰にでもありますよね。自分だけのスクープ!みたいな感じでしょうか?

例えば、近所でドラマの撮影をしていて「あの芸能人」がいるから見に行こう!を直接話すことがローカル版のよくある風景で、Twitter等でつぶやくのがインターネット版と思っています。伝播の仕方が違いますよね。

女子大生の件は、バイト先で見た芸能人のことを「つぶやいた」ことで、バイト先の大手宿泊施設は正式なお詫びまでリリースしました。関係各方面に多大な迷惑が及びました。

一方、今回のカンニングは「自爆テロ」のようなことになりましたが、多少なりとも大学とかにも影響がありますよね。なにより自己責任という大きな代償を本人が被ったのですし。

炎上すると、グリッド・コンピューティングのように、ネット上でいろんな人が情報をかき集め、一瞬のうちに時系列な整理がされ、付随する情報が増え、最初は断片的だった情報が「全部入り情報」へと成長していきます。既にブログを書いている最中も「日大の塚本壮くんがtwitterでカンニングを暴露」ってGoogleキーワード検索で150件程度だったものが、300件に近い数字になっています。時間にして数十分です。冒頭のはてブ数も7でしたが増えています。

企業の情報セキュリティコンサルな立場で言うと、結局利用者のモラル・・・になってしまうのですけどね。今後も増えそうな問題です。

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