ピザを食べてないのに、食った(かもしれない)から返金を求める←最近の日本の縮図に見えるのです
レストランチェーンのサイゼリヤのピザにメラミンが混入した問題に絡み、未成年とみられる男性が「ピザを食べていないのに返金を要求して稼いだ」などと大手SNSの日記に記し、「2ちゃんねる」などで「犯罪だ」などと指摘が相次ぐ騒ぎになっている。
日記は10月22日付け。「ピザ食ってないのにピザ代金の返還を求め」、友人と4店のサイゼリアに行き、「4戦3勝」「3000円ほど稼がせていただいた」などと記した。日記には「明日どこ攻めようか」「ぃぃなぁ」といったコメントも付いていた。
ネットでの指摘が相次いだ後、男性はSNSを退会。日記は見ることができない。
サイゼリアはメラミン混入ピザを食べた客に対して10月21日から返金に応じており、レシートなどがなくても申し出た客には返還するという。
サイゼリアは直接的に関与していたものではないのにも関わらず、申し出たお客さんに返金を行う。という企業として「すばらしい」ことをしている。最近の食品関連の事件を考えれば、それらの人たちにサイゼリアの爪の垢でも。。。って感じがする。
にも関わらず。。。そもそも客単価が安い同店において、3000円分のピザを食ったのであれば、よほどのピザ好きなのでしょう。丸いものは全部ピザに見えるのではないでしょうか?座布団とかクッションも食いたくなるような柄のが家にあるのでしょう。香水も風味の漂うような特別なものを使っているのでしょう。
思い出すのは、西友偽装肉返金事件(Wikipediaより)です。ことの経緯は産地偽装が発覚し、返金に応じたものでした。サイゼリアの輸入したものに混入していたのと違いがあります。知っていたのか?知らなかったのか?
で。。。同じのはココから
返金に応じた西友に対し、数万円分の牛肉を買った!などの人たちが殺到したこと。これもレシートなどの証拠なしで申し出た人たちに行われました。
どう見ても日常の光景に「あり得ない」客層の方々が、このときばかりと西友に殺到しました。バーベキューをするために大量に購入したとか、毎日食っていたなど。。。ココだけ見れば地域的な消費量は抜群です。
結局、販売額の3倍近い額になったため、返金を打ち切ったのでした。詳しいことはWikipediaよりどうぞ。
で・・・
ピザの話にしても、ニュースを聞いたときに同じ事が起きるだろうなぁ。。。と思っていました。やはり発生するものですね。
もちろん、詐欺ですが、食った人も提供側も証明のしようがない。そんなことを承知で対応することを決めたサイゼリア。
それを知り、食った(かもしれない)から返金してくれと。。。さらには儲けちゃったなどと書いてしまう人たち。
国内で原料のない日本は、海外から持ってくるしかない現実。
一方で、国内でわかっているものを転売する米業者。輸入したものを産地偽装で販売したり、残りものを使い回す料亭など・・・
こんな一件に、日本の縮図が見え隠れしているように感じました。