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もしも洞察力があったなら……。

「飲み仲間と仕事をする」ことの大切さ

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まだまだ完全な収束というわけにはいきませんがマスクの任意着用化など対応の軽減が進んでいる昨今、猛威で話題の花粉症の身としてはマスクが手放せない玉川ですこんにちは。

場所によりけりですが皆さんは仕事仲間と飲みあるいは食事に行くことはありますか?大人数ではちょっとという人も、少人数でなら、と機運が徐々に高まってきているところと思います。で、この、仕事仲間と飲み(食事)に行く、という古来からあるものの言い方ですが、仕事が楽しくなってくると見方やいい方が変わってくることに気が付きました。というのも、仕事仲間と飲みに行く場合、昨今の社会環境を鑑みるとちょっと誘いづらくなってきたり、異性や若者にはとても気を使ったり、「これは仕事ですか?」という答えにくい質問をいただいたり、何かと昭和生まれの面々は難しいことに直面しているのではないかと思います。

一方で、個人的に私は「仕事だからやっている」という言葉にどうにも違和感を覚える人種で、また、ご批判をいただきそうですが「ワークライフバランス」という言葉が嫌いです。

24時間365日という与えられがちな時間。これがすべて人生。仕事も家族や大好きな友人と過ごす時間すべてが人生と考える故、できればすべてが楽しいのが望ましい。もちろん長く生きていればしんどいことは種々多々あります。それらを乗り越えて達成感を得たり成長をしていくことを含めて人生。仕事だからつらいとか、プライベートだから楽しいとかいうことではなくて、楽しい仕事もあるし、しんどいプライベートだってあります。これをIBMなど世界の企業では「ワークライフインテグレーション」などと称しています、人生においてすべてじゃないにしても楽しさのほうがしんどいことよりも多く感じられて、生き生きと生き抜く力を持ち続けることってなんだかよさそうに感じます。

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そんな中、私の勤務する会社の社長が、私を含むほかのメンバーと数人でしっとりと杯を交わしているときにこんなことを言ったんですね。

「僕たちはさ、仕事仲間と飲みに来ているんじゃなくて、飲み仲間と仕事をしている。そんな感覚で夢や大志を語り合いながら面白いことをやり続けられたら、人生がもっと楽しくなると思うんだよね。」

と。

この歳になってなお、感動した。金言をいただきました。

僕らは確かに「飲み仲間と仕事をしている」あるいは「食事仲間と仕事をしている」んだなと。

解釈としては、お酒が苦手な人は「食事」を。食事が苦手な人はほかのことでもよいです。いずれにしても仲間と自由に、まじめに、面白おかしく楽しむのがよいということを改めて認識をしましてね。そんなことを言い続けるリーダーって、いいと思うんですよね。その言葉は、ここ京都での人生を公私にわたって楽しむ術として私の座右の銘になりそうです。

縁・ジョイ、京都!

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