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もしも洞察力があったなら……。

イノベーションとは、大きな制約を乗り越えて未来を紡ぐ人類の才能だと思う

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(あくまでも私の現時点での個人的な考えです。ご了承ください。)
現在の緊急事態宣言下でも朝夕の通勤ラッシュがあります。
昨年初頭までの平時よりも空いているとは言え、ソーシャルディスタンスってなんだっけ?な光景がくり広がります。私たちは働かないと食べていけないし、仕事や消費という経済活動はとても大事なことだと思います。そんな中、多くの人が移動する。
先日行われた第55回スーパーボウルの中継。NHKのBS1生放送を仕事を休んで堪能いたしました。どうやらテレビで見る限りソーシャルディスタンスは保てていません。客席はもちろん、選手がそんなことしたらタッチダウンし放題ですし。聞けば皆毎日のように健康チェックをしています。僕らのフィールドはもうWithの時代なのだということに気づかされます。
有象無象が集まることが健康のリスクを上げるならば、スポーツはきちんと健康チェックを毎日行っている人だけでやれば良いと思っています。もし会場に観客がいなかったとしても、私たちがお茶の間で楽しむ方法はいくらでもある。
かつてのモスクワ大会では政治的な理由で参加国が限定的でした。時代によって開催のあり方が変化するのは、社会とともにあるスポーツイベントならではのことではないか。
今夏のオリパラは、無観客であっても、新鋭の放送やデジタル技術を集結した最新のWithな開催方法でやれば良い。そう考えます。
イノベーションとは、大きな制約を乗り越えて未来を紡ぐ人類の才能だと思う。今その時を迎えているのではないでしょうか。
人々の叡智を結集して
決して歩みを止めてはいけない。
We, human beings.
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