Sushiはグローバル料理。
世界で最も話されている言葉は?
と聞かれたらなんて答えますか?
中国語?
そうかもしれません
英語?
間違いではないかも。
私は、「グローバルイングリッシュ」だと思っています。
イギリスでもない、アメリカでもない。その他の外国人が話す英語。インドや、オーストラリア、日本やシンガポールのそれです。ちょっと詭弁?グローバルをどのように捉えるかの勉強になったので、まぁ、ここではよしとしましょう。
さて、今、ニューヨークにちょっとしたお仕事で来ています。オラクルの仲間と様々なディスカッションを重ね(日本人は私だけ。ちゃんと会議に貢献しましたよ。)て迎えた初日のランチは「Sushi Bar」、その名も「Sushi Shop」。フランス発祥のこちらのお店、ニューヨークでは鳴り物入りでオープンしていて有名だとか。
私は「ラーメンショップ」を連想してしまったのですが。。。
さて、このスシバー、なんと日本人がいません。店員も、お客さんも。メニューには、バラエティ豊かな「Sushi」のほかに、「Miso Soup」や、「Spicy Miso Soup」などもあって、日本人にはちょっと「おや?」と思えるものが。
ここに連れて行ってくれたのは、ニューヨーク生まれニューヨーク育ちの生粋のニューヨーカー。かなりのグルメでもあります。そして、どうやらみんな喜んで食べている。さてさて、と思って箸を伸ばす前にひとこと言わずにはいられませんでした。
"So as we all know, Sushi is from Japan but these are invented in the United States."
*意訳「あのね、おすしはね、日本で生まれたのはみんな知っていると思うけど、ここに並んでいるのは、アメリカで発明されたものだよね。(やや上目づかいで。何かを取り戻すかのような感情をこめて)」
(この店の場合は、正確にはフランス?)
イギリス人のシニアな同僚からは夕方に雑談で、「今日の昼のSushiはどうだった?日本のとは違うの?」と聞かれたので、こう答えました。
「世界には二種類のSushiがあるんだ。日本の寿司と、グローバルのSushiだ。二つは全く異なる食べ物だから、比べるのではなく、それぞれを楽しむようにしている。そういう意味では、とてもおいしかったよ。」
と。
とっさの割には、なかなかの名言じゃないか?