イノベーションの街・大阪は熱い--誠実さは変革の礎
縁あって、大阪に久しぶりに行ってまいりました。
場所は、京橋の「大阪ビジネスパーク」。このあたりはなじみの方も多いらしく、相変わらずFacebookで「大阪ビジネスパークなう」などとやると、「なつかしー」とか、「そこで昔オーディションを受けました」とか、様々な思い出話の反応があったりします。
大阪市は今、東京スカイツリーと同じくらい熱いですよね。橋下市長の元、様々な改革に乗り出しています。そう、大阪はイノベーションの街なのです。このイノベーションを推進するには、リーダーシップ、戦略コミュニケーションなど、とても高度な能力が欠かせないと言ってもいいでしょう。市長自身の評判は様々と伺いましたが、改革を進めることによって、きっと大阪はもっと良くなる、と信じている方が多いように見受けました。
ところで、イノベーションを進めるには、多くの信頼関係を醸成しなければなりません。そのためには、リーダーが率いる人たちとの誠実なコミュニケーションも欠かせないと言っていいでしょう。英語でこれを「Integrity」と言います。目的の達成を逸るがあまり、Integrityに欠けたコミュニケーションをしてしまった場合、後々に大きな揺り戻しがくるのは、昨今の各所での不祥事やソーシャルメディア上での炎上事件などを見れば明らかでしょう。
Integrityは手法ではありません。ポリシーであり、「魂」そのものだといえます。物事に行き詰った時に、あるいは、多くの論争に巻き込まれてくじけそうになった時に、自身の使命を成し遂げるならば、どのようにコミュニケーションを行うべきか。Integrityに反していないだろうか、と自問自答してみるといいでしょう。物事にはシロ、クロ、そしてグレイと言われる、視点によってシロかクロかの判断が分かれる場合があります。その迷いが生じたときに、このIntegrityが必ず良い判断をしてくれるはずです。
・・・などということを、以下の風景を眺めながら考えてしまいました
昨日は天気も良く、素晴らしい眺めでした。
大阪城です。ビルの38階からだと、こんな風に見えるんですね。