Ustream。機材を刷新して、綿密なテストを繰り返した結果、かなり視聴者の受けが良くなった件
@ksorano さんのアドバイスを受けた日本オラクル「ソーシャルメディア・ヴァーチャルチーム」は、Ustreamのブロードキャスト環境を大幅にリニューアルすることにした。
従来は、ロジクールの廉価なWebカメラのみで実施していた、かなり荒削りなライブ中継。環境の刷新ではたしてどのように改善がされたのだろうか。
新たに導入した機材は次の図の通り。
簡単に言うと、
- 高解像度デジタルビデオカメラ
- オーディオインタフェース (音声をきちんとPCに取り込むのに使います。ミキサー機能併用)
- IEEE1394インタフェース （カメラから取り込んだ映像を高速にPCに伝達します）
- UStream Producer Pro （生中継中の画面切り替えなど、簡易編集ができます）
- UStream HDV option （高解像度でブロードキャストするためのオプションです）
などです。
これらを組み合わせることで、高解像度で聞き取りやすいコンテンツの中継を行えるのです。
その結果を画面ショットにしてみました。
まずはイベント会場内特設の中継スタジオ（厳密には単にコーナー）
そして、Ustream視聴者側PCの画面ショットです。
いわゆるポンチ図ですが、比較的小さな文字まで読み取ることができます。中継は2画面で行いました。
プライヴェートクラウドの好例として佐川急便様にご登壇頂いた際のショット。人物とテーマの映像が上手に活かされています。（これはUStreamProducerProの機能です。）
スタッフは、大勢集まるイベントの生中継とあって、動作確認を含めたテストは延べ4回行い、可能な限り本番で質の高い中継をしようという意気込みで挑んでいました。
だから、こんな声を聞くと、うれしくなってしまうんですね。
- Ustreamとても良かったです！
- 中継お疲れさまでした。すばらしいです。あと画質が良いと、スライドも読みやすいから、見 ていて疲れませんね。
- 音声、画質がクリアだったのと、スライド・話者の2画面がステキでした。いつもustだと 「スライド見えない」がお約束みたいになってるので(^^;;
- ust 中継おつかれさまでしたー。中継自体の質という意味では今まで見た（日本オラクルの）ust中継の中でも一番良かったかも。
- Ust中継お疲れ様でした。 プロの仕業。
- Ustream中継お疲れ様でした。 すごくよかったです。
- すてき中継です。
実は、このUst改善プロジェクトは、社内の「ソーシャルメディア・ヴァーチャルチーム」で取り組んでいます。主に、広報、マーケティング、製品事業部の少数精鋭で構成しているのですが、定例会の度に新しい情報と建設的な意見が飛び交うのでとても刺激的です。
今回は、外部のアドバイザーにも多くのご支援を頂きました。このヴァーチャルチームを代表して（一番年長なので）、優れたチームワークに感謝をしています。
*6.16追記・訂正：冒頭は @sorano さんではなく @ksorano さんでした。大変失礼しました。