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【速報】オバマ大統領、勝利演説の抄録

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日本時間11月5日14:00頃からイリノイ州シカゴで行われたオバマ新大統領の選挙勝利演説の抄録をお届けします。聞きながら書き込んだため、一部正確ではない表記、表現があるかもしれません。あらかじめご了承ください。現時点での速報として、ご覧いただければ幸いです。

*歴史的瞬間に(異国ながら、ライヴで)立ち会えて、とても感激しています。
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シカゴの皆さん、皆さんの中で「私たちはできる」、ということに疑いを持っている人はいますでしょうか?何も不可能なことはないのです。建国の父の夢が、いまここに生きています。もし、疑っている人がいたら、今夜がその答えであると、知ってください。

共和党も民主党も黒人も白人も、男性も女性も、皆個人の集まりです。青とか、赤の州はありません。みな、アメリカ合衆国なのです。それが答えなのです。

多くの人が恐れを抱いたり、疑いを持ったり、皮肉な態度をとったりしましたが、必ず、よりよい日が来ると信じていました。今日の選挙で実際に起きたこと、それは、ついにアメリカに変革が来たという証拠なのです。

マケインから、先ほどつつましい電話をもらいました。長い時間、愛する国のために戦いました。そして、その惜しみない努力をそそぎ、時間を使って、精一杯戦ってくれた、この勇敢な彼を称えたい。これからも、この国を良くしていくために歩んでいきたい。

私とともに戦ってくれた仲間、パートナーに感謝したい。バイデン副大統領も紹介します。16年来の親友や、家族の信頼、がなくてはここまで来ることは不可能です。妻、ファーストレディになるミシェルのサポート、二人の子供を愛しています。

祖母はもういませんが、見ていることを知っています。彼らがいなくて寂しいですが、やはり、支援をしてくれた妹、兄弟に感謝します。

キャンペーンマネジャーのデビッド・プラフ、決して歌わないヒーローであり、ポリティカルキャンペーンを率いた、デビッド・アクセルロッドはずっと私のパートナーでした。最もすばらしい選挙陣営を組むことができました。その貢献に感謝します。

さあ、この勝利が誰のものか。それは皆さんのものです。It belongs to you!!

資金も支持も、私たちには何もなかった。われわれの選挙戦はニューヨークワシントンからではなく、数ドルの寄付からはじめてくれた、決して裕福ではない多くの支援者から始まったのです。5ドルずつの小さな寄付が、大きな力になったのです。そして、ボランティア活動に従事してくれた皆さんのおかげでもあります。これは、みんなの勝利なのです。私たちは、選挙に勝つためだけに勝利したのではないと知っているのです。私たちの未来のためにしてくれたのです。

二つの戦争、金融危機、に遭遇しました。イラクの砂漠で戦う同胞がいます。家では両親が住宅ローン、学費のことを考え、日々の生活を営んでいます。決して道は平坦ではありません。新しい雇用を作り出すなど、様々な、今なすべきこととは、険しく、大きな課題であります。これらの変革のゴールには、一気には辿り着けないかもしれません。しかし、私たちにはそこに向かうための人々(People)がいるのです!YesWeCan!

後退もあるでしょう、思い通りにならないこともあるでしょう。政策に皆が同意してくれないかもしれません。そんなときは、私は正直に、その人たちと相対し、そして、意見が異なるときにはきちんと話し合います。

私たちは、変革をもたらすチャンスを得ました。皆さんの、貢献の魂なくては、この偉業を成し遂げることはできません

愛国心、責任感をもち、お互いを認めましょう。金融危機は、皆さんを犠牲にしては決して栄えることができないということを教えてくれました。アメリカはそういう国だということを私たちは知ったのです。

(階級、貧富などという)分断が政治に毒を与えてきました。自律、自由、結束という価値観を持ちましょう。謙遜の心をもち、このような分断を取り除きます。私たちは(政党、意見など)対立しても、互いに敵ではないのです。支援してくれた皆さん、投票をしてくれた皆さん、それに相当する仕事をしてくれた皆さん。お互いに助けは必要なのです。この中には、外国から見ている人、ラジオで聞いている人、戦争まっただ中の人、様々な人がいるでしょう。皆、運命を共にし、新しいアメリカを立ち上げましょう

平和と安全の灯火が点っています。これは、富や武力ではなく、弛まぬ希望から来るのです。それがアメリカの真髄です。合衆国をさらに完璧なものにします。私たちは、希望の国を創るのです。これには、まだまだ達成しなければならないことがあります。

今回の有権者の一人、アトランタには106歳の黒人の女性の方がいました。彼女は奴隷の時代のすぐ後に生まれた方です。女性であることと、肌の色という二つの理由で、過去には投票すらできなかったこともあったそうです。

人々はアメリカの信条を信じています。私たちにはできる、と。私たちは投票することができます。(アトランタの)彼女は恐慌、ニューディール時代を生き抜きました。様々な困難の時代を乗り越えてきたのです。そして、今に至ります。私と彼女は共通のビジョンを持ちました。私たちはできる(YesWeCan)と。

バーミンガム、アトランタ・・・私たちは勝利します。ベルリンの壁がおちて、東西はつながりました。今日、(アトランタの)彼女はタッチスクリーンで投票をしました。彼女はアメリカが変わることができる、ということを知っています。私は、自問します。子供たちは次の世紀、どのような進展を遂げることができるか。その求めに答えるチャンスなのです。

人々に扉を開き、平和を取り戻しましょう。呼吸をして、希望をもち、私たちに向かって「できない」という人たちに、高らかに言おう「Yes, We Can!」と。

神のご加護を。

Comment(2)

コメント

mako

はじめまして。初めて拝見しました。大変申し訳ございませんが、何故あなたはオバマ氏が言った「我々の湾に爆弾が落ちてきた時・・・」という部分をお載せにならないのでしょうか。おそらくあなたは日本国籍をお持ちか或いは日本国と密接な関係をお持ちな方だとご推察致しますが、その様なお方が何故、日本語で主に日本人向けにに抄録されているにも関わらず、オバマ氏が「湾に爆弾が落ちて来た」と発言した部分をお載せにならないのでしょうか?それがどこの湾か彼は明言していませんが大部分の聴衆はそれがどこか分かったと思います。貴殿におかれましてもそれだけの英語力をお持ちであれば、当然の事、お聞きの逃しになった事は無いだろうとご推察致します。そしてそれはおそらくあの演説の中で良くも悪くも唯一日本に触れたくだりであります。どうにも貴殿の抄録は耳障りのいい部分だけを取り上げていると思えますが。

makoさん、コメントありがとうございます。

おっしゃっている箇所は、「この国の湾に爆弾が落下し、独裁が世界を支配しようとしたとき、時の国民が立ち上がり、偉業を達成し、そして民主主義を救うのをクーパーさんは見ていました。」(gooホームページ: http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20081105-05.html より抜粋)の箇所ですね?特別に意図はしておりませんが、抄録から欠落しておりました。私の聞き書き取りのスピードが不十分であったことをお詫びします。

今後ともよろしくお願いします。

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