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ホンダの取組みに感動をしています。FCXクラリティの成功とその先のイノベーションを願って

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素直にホンダの取組みに感動をしています。

一昨日の新聞記事で報じられていた通り、ホンダはついに、新型燃料電池車「FCXクラリティ」の国内リース販売を始めました。まず初荷(リースだから初契約?)として環境省に第一号車を入れたそうです。国内のリース期間は1年。既に提供開始の米国とあわせて3年で200台の納入を目指すとか。

Cimg1086 実はこの発表の前、といっても10月に遡るのですが、オフィスのそばにホンダ社屋兼ショールームがあるため、FCXのことを聞いてみようと昼食の時間帯に訪問をしてみました。実車展示はなかったのですが、窓口の方がとても丁寧に対応してくださって、時折試乗会などの催し物を行っていると教えてくれました。また、うれしいことにパンフレットまでいただいちゃって。

Cimg1089 さて、公式情報では、FCXクラリティ車は、620kmを一回の燃料補給で走行可能。燃料は、水素ですから、(水素精製を含めたLCA--ライフサイクルアセスメント--は今は情報が不十分なのでおいておきます)かなりグリーンそうであるとは皆さんご存知のこと。

ここからは私見になりますが、重視したいのは、1997年にトヨタはプリウスを発売し、鉄腕アトムのキャラクターに乗せて「21世紀に間に合いました」とメッセージしました。当時は、技術革新の延長に、次世代の車という開発・製品化が乗っていたのだと記憶しています。

グローバルのアジェンダは、「代替エネルギー」という、資源枯渇・高騰、緑化・CO2排出などCimg1090環境の課題を解決するテクノロジーにシフトしてきました。つまり、10年前よりも、もっともっと真剣に自分たちの未来を考え、解決していかなければなりません。そして、ここにきて、石油以外の燃料で駆動するエンジンカーの商品化が実現したのです。今後、さらに実用検証が進み、販売体制や燃料供給、サポートが敷かれたとき、一般への普及局面に入るかもしれません。そうしたら、過去100年*、ガソリン車の普及に伴い、石油という色々なものに経済の一端を縛られてきた私たちに、考もしなかったイノベーションが起きる、そんな思いに駆られて仕方がありません。わくわくしますね。

*ガソリンエンジンの発明は1879年

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