第111回を迎えたワイン片手の勉強会:白熱塾の全テーマを振り返る
僕が2012年に個人的に始めた社内勉強会:白熱塾。 原則として、毎週月曜夜に会社のラウンジに集い、持ち寄ったワインを片手に勉強しようという会合であるが、ついに通算111回を数えるに至った。
もともと僕が主宰していた 「CLUSTER~起業家スピリッツを持つITビジネスパーソンの集い」 という IT業界コミュニティのビットアイル社内版として始めたものであったが、社外からも 「是非参加したい」 との声が少なくなく、社外参加OKとした拡大版の 「オープン白熱塾」 も数多く開催してきた。
白熱塾は、有志勉強会の位置づけを貫くため、そして参加のハードルを下げるために、第1回から今まで以下のポリシーで運営している。
- 就業時間後、
業務時間外のプライベートな勉強会であり業務時間内ではありませ ん。 - 好きな時間から参加し、好きな時間に離脱することができます。 (途中参加、途中退席可)
- 他の会議や勉強会とは異なり、
担当業務やビットアイルグループの範囲外も含めた IT業界のもっと視野の広い範囲に関する情報共有の場とします。 - 会社の壁、
組織の壁や上下の壁を取り払った業務外のディスカッショの場で す。 - オープン参加。(
ビットアイルグループで働いている人であれば誰でもWelcom eです。) - "one-way" ではなく、"Multi-Way" のディスカッション、座談会形式です。
- 事前の参加表明など不要です。
- お酒とおつまみは、有志からの差し入れで賄います。
ほぼ全てに関して、僕がテーマを考え、講師を依頼または自ら講師を務め、社内/社外に案内し集客し、ポケットマネーでワインを提供し、続けてきた勉強会である。 超多忙で1か月間開催できなかったことなどもあったりした。 でも、ひとりでも参加してくれる人がいるなら、としつこく続けて何とか111回を迎えることができた。 参加いただいた方々、応援していただいた方々、会場利用に関して理解いただいた経営陣にこの場を借りて感謝したい。
以下に全111回のテーマとオープン/社内限定の種別の一覧を整理してみた。(一部のテーマは非公開)
こうしてみると、我ながらよくぞまあさまざまなテーマを取り上げてきたものだと思う。 テクノロジーだけでなく、業界動向だったり、営業スキル関連だったり、会計/経営関連だったりと実に様々なテーマを取り上げてきた。
参加者数が最大だったのは、第77回:クラウドエバンジェリストが大集合:真夏の夜のクラウド白熱ディスカッションである。 AWS, Azure, SoftLayer, NIfty の各エバンジェリストが集まっていただいての 「おらがクラウド自慢大会」 という企画。 社外から100名以上が詰めかけ、合計150名の参加者であった。
今後も、みなさんの興味のあるテーマを取り上げ、みなさんの知的好奇心とワインを飲んだくれる理由を満たすために、継続していきたいと考えています。 みなさまの暖かいサポートを引き続きよろしくお願いします。
| 回数 | 種別 | テーマ |
| 第111回 | (オープン) | ブロックチェーン技術 |
| 第110回 | (社内) | Ops Training Feed Bak |
| 第109回 | (社内) | Global Sale Kick Off Feed Back |
| 第108回 | (オープン) | 2015年の振り返りと2016年の展望と期待 |
| 第107回 | (オープン) | vGPU (共有仮想GPU) |
| 第106回 | (社内) | EQUINIXのデータセンター |
| 第105回 | (オープン) | OpenStack Summit の予習会 |
| 第104回 | (社内) | VMware VMworld 出張報告② |
| 第103回 | (社内) | VMware VMworld 出張報告① |
| 第102回 | (社内) | 顧客価値: Value Proposition |
| 第101回 | (オープン) | 渥美俊英氏還暦記念講演 |
| 第100回 | (社内) | 若手エンジニアによる外部コミュニティ参加レポート |
| 第99回 | (社内) | デザイン思考とフレームワーク |
| 第98回 | (オープン) | OpenStack Summit バンクーバー フィードバック |
| 第97回 | (オープン) | クラウドオーケストレイターとマルチクラウド/ハイブリッドクラウド |
| 第96回 | (オープン) | クラウド時代のIT人材育成 |
| 第95回 | (オープン) | データベースのセキュリティ対策 |
| 第94回 | (社内) | ネットワーク仮想化を理解する |
| 第93回 | (社内) | (再)いまさら聞けないOpenStack |
| 第92回 | (社内) | 非公開 |
| 第91回 | (オープン) | アジアのDC/IT/クラウド最新動向 |
| 第90回 | (社内) | いまさら聞けないOpenStack |
| 第89回 | (オープン) | 徹底比較:Nutanix & vmware EVO:RAIL |
| 第88回 | (オープン) | NoSQLの代表 MongoDB と 注目のグラフDB Neo4j |
| 第87回 | (社内) | 2015年から始まる変革への対応 PART2 |
| 第86回 | (オープン) | 2015年から始まる変革への対応 PART1 |
| 第85回 | (社内) | 運用とは? SysAdmin + SysMgt + SysOps |
| 第84回 | (オープン) | OpenStack Summit Paris レポート |
| 第83回 | (オープン) | M2M / IoT 時代に不可欠な時系列データベース |
| 第82回 | (社内) | もう誰も信用しない。性悪説の「ゼロトラスト・ネットワーク・セキュリティ」 |
| 第81回 | (社内) | Cisco が仕掛ける100%クラウドで管理するネットワーキング |
| 第80回 | (オープン) | シリコンバレー・ベンチャー企業研究 |
| 第79回 | (社内) | VMworld2014のフィードバック |
| 第78回 | (社内) | Huawei 研究 |
| 第77回 | (オープン) | クラウドエバンジェリストが大集合:真夏の夜のクラウド白熱ディスカッション |
| 第76回 | (社内) | JANOG 34 のフィードバック |
| 第75回 | (社内) | AWS Summit Tokyo 2014 フィードバック |
| 第74回 | (社内) | 大企業の情報システム部の内側と攻略方法 |
| 第73回 | (社内) | 「COMPUTEX TAIPEI 2014」フィードバック |
| 第72回 | (社内) | いまさら聞けない GitHub |
| 第71回 | (社内) | SDNの最近の動向 と PLUMgrid |
| 第70回 | (社内) | INTEROP フィードバック |
| 第69回 | (社内) | ソフトウェア化を進めるストレージメーカー |
| 第68回 | (オープン) | デザイン思考(右脳)とシステム思考(左脳) |
| 第67回 | (社内) | OpenStack Summit フィードバック |
| 第66回 | (社内) | 米国出張報告(SoftLayer&IBM) |
| 第65回 | (社内) | 若手の若手による若手のための討論会 |
| 第64回 | (社内) | 本を出版するには |
| 第63回 | (社内) | クラウドインテグレーションとクラウド運用 |
| 第62回 | (社内) | 現地で見聞きしたシリコンバレー最新情報 |
| 第61回 | (社内) | 営業訪問件数を40件から200件に増やすには? |
| 第60回 | (社内) | クラウドマネジメントツール Scalr |
| 第59回 | (社内) | 太陽光発電メガソーラー事業 |
| 第58回 | (社内) | JANOGフィードバック |
| 第57回 | (社内) | Bit-isle Cloud 徹底解剖 |
| 第56回 | (社内) | SDNを横と上に拡張するCiscoのACI戦略 |
| 第55回 | (オープン) | 2014年を振り返るIT業界ライトニングトーク |
| 第54回 | (社内) | IBMのOpenStackへの取り組みとマイクロサーバー対応 |
| 第53回 | (社内) | 決算書の読み方/経営分析入門 |
| 第52回 | (社内) | 他社データセンター/海外DC情報交換会 |
| 第51回 | (社内) | OpenStack Summit 香港 フィードバック |
| 第50回 | (オープン) | Google File System開発者が創ったNutanixクラウド基盤 |
| 第49回 | (社内) | Juniper 研究 |
| 第48回 | (社内) | OSSを活用して構築したBit-isleセルフDNS管理サービス "Amazon よりも早く始めたDNS53" |
| 第47回 | (社内) | 新人公開討論会〜インターネットとクラウドの夢と未来〜 |
| 第46回 | (社内) | VMworld2013 フィードバック |
| 第45回 | (社内) | 運用を語る:サイトロックの誕生・現在・未来 |
| 第44回 | (社内) | エスキモーに氷を売れ! |
| 第43回 | (オープン) | OpenStack 再入門 |
| 第42回 | (社内) | 知るとおもしろい人間心理 |
| 第41回 | (社内) | 先を見据えたL2/L3ネットワークの考え方 |
| 第40回 | (社内) | 産総研の最新データセンター仕様と第5センター仕様比較 |
| 第39回 | (オープン) | クラウドの"これまで"と"これから" |
| 第38回 | (社内) | 事例研究:IBMの維持保守・運用関連プロジェクト |
| 第37回 | (社内) | ミドクラとSDNを語る |
| 第36回 | (社内) | COMPUTEX TAIPEI フィードバック |
| 第35回 | (社内) | 事例研究:IIJのサービス、技術力、体制、カルチャー |
| 第34回 | (社内) | L2ネットワークの冗長化とブリッジループ回避策 |
| 第33回 | (社内) | クラウドを構成するネットワークとファブリック |
| 第32回 | (社内) | 韓国を襲った大規模なサイバー攻撃 |
| 第31回 | (社内) | ビットアイル第5センターの仕様詳細 |
| 第30回 | (社内) | ハイブリッドクラウド事例研究 |
| 第29回 | (社内) | 韓国データセンター事情と通信・ネットサービス・ゲーム・クラウドビジネス動向 |
| 第28回 | (社内) | Facebook最新センターとオープンコンピュートプロジェクト |
| 第27回 | (社内) | 成功する仮想化導入のポイント |
| 第26回 | (オープン) | 人々を魅了するプレゼンテーション |
| 第25回 | (社内) | Webプログラミング講座(7) jQWidgets |
| 第24回 | (社内) | シンガポールのデータセンター事情 |
| 第23回 | (社内) | いまさら聞けない IPv6 |
| 第22回 | (社内) | Webプログラミング講座(6) jQuery |
| 第21回 | (社内) | Webプログラミング講座(5) Ajax |
| 第20回 | (社内) | Webプログラミング講座(4) Chrome でのデバッグ方法 |
| 第19回 | (オープン) | ソーシャルメディア・ポリシー |
| 第18回 | (社内) | Webプログラミング講座(3) サイコロのランダムに表示する |
| 第17回 | (社内) | Webプログラミング講座(2) サイコロを表示する |
| 第16回 | (社内) | Webプログラミング講座(1) ランダムな数字の生成 |
| 第15回 | (社内) | 顔認証エンジン |
| 第14回 | (社内) | クラウドを支えるDC最新動向 |
| 第13回 | (社内) | 非公開 |
| 第12回 | (社内) | 非公開 |
| 第11回 | (社内) | 非公開 |
| 第10回 | (社内) | SDN / OpenFlow |
| 第9回 | (オープン) | イノベーター/エバンジェリストとクラウドを語る |
| 第8回 | (社内) | やっと IPv6 がくる! か?? |
| 第7回 | (社内) | データセンターの電源のお話 |
| 第6回 | (社内) | 貴方はどちら派? ブラウザ、スマホ、PC-OS |
| 第5回 | (社内) | AWSで仮想サーバーを立ち上げる |
| 第4回 | (社内) | スマホ、iPad 活用術 |
| 第3回 | (社内) | インターネットの仕組み |
| 第2回 | (社内) | そもそもクラウドって何? |
| 第1回 | (社内) | Japan IT Week フィードバック |