OpenStack の国際イベントが10月27~30日に東京で開催
オープンソースのクラウド基盤ソフトウェアの代表格であるOpenStackの国際イベント、OpenStack Summit が、いよいよ10月27日から30日の4日間、東京・グランドプリンス高輪で開催されます。
このOpenStack Summitは、年に2回開催され、春は北米、秋は北米以外での開催。 2013年の秋の香港、2014年のパリに続いて、今年2015年は東京での開催となったものです。
この大規模イベントは、基調講演、展示会場、ビジネスセッション/ワークショップ、デベロッパー/オペレーターワーキングセッションで構成され、OpenStackの技術的な最新情報や動向、先進ユーザーによる各種事例紹介、OpenStackに対応する各種ハードウェア、ソフトウェア、サービスを提供する企業による製品/サービス紹介や様々な技術セッションが行われます。 また、Design Summit と呼ばれるOpenStackの設計について議論される会議も行われます。 原則として全てのセッションは英語で行われますが、日本の事情を鑑み基調講演は日本語の同時通訳があります。 また、OpenStack Summitではおそらく初めてとなる開催国言語(日本語)によるセッションも5コマ行われるとのことです。(日本語セッションでは英語の同時通訳が付きます)
今年春(5月)のVancouver でのSummitでは、世界55か国、967社から6000名を超える参加者でした。 参加者の担当業務の割合でみると、開発者が3割、アーキテクトや戦略策定担当が3割、CEOやCIO、IT責任者が1割という構成となっており、単なる開発者の集まりではなく、IT戦略やビジネス戦略を策定するキーパーソンも集まるイベントとなりつつあるようです。
最もホットなオープンソースのひとつであるOpenStackの国際イベントが東京で開催されるという貴重な機会です。 皆さんも参加されては如何でしょうか?