イノベーションは愉快な会社の愉快な仲間から生まれる
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昨日10月1日は内定式。
ビットアイルグループでは、初々しい内定者たちに向けて社外取締役である安藤国威氏による講演も行われた。安藤国威氏は、ソニーでAV事業を統括したり、ソニー生命を立ち上げたり、VAIOを創り上げたことで有名な方であり、2012年よりビットアイルの社外取締役をお引き受けいただいている。
講演でのキーワードは ”起業家スピリッツ”、”自由闊達”、”グローバル化” などであったが、僕が最も印象に残ったのは、”自由闊達にして愉快なる” というソニーの会社設立趣意書の一文であった。
真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設
かつてのソニーの強さを表す言葉として有名なこの会社設立趣意書の中でも特に ”自由闊達” が注目されることが多かったようであるが、安藤国威氏は ”愉快なる” が重要だと言う。
確かに、強い会社、伸びている会社、イノベーションを起こす会社のメンバーは、みんな仕事を非常に ”愉しんでいる” ように見える。
オルタナティブブロガーの面々もそうであるし、最近お会いした数多くのシリコンバレーのベンチャー企業の人たちも ”愉しそう” に自社や自社製品・サービスのことを語る。
8月、9月にお会いした会社でいうと、Zendesk, Druva, Velocloud, Canonical, vAmour などなど。 創業者や幹部だけでなく、エンジニアやマーケティング担当者、サポート担当者まで、愉しそうに仕事をしているし、それによって ”愉快な会社” となっているように感じる。
そう、愉しいメンバーが集まる愉快な会社がある。そして愉快な会社だから愉快なメンバーが集まる。 『愉快の連鎖』といえばいいのだろうか。
辞書によると、愉しいとは、”心が満ち足りてうきうきするような明るく愉快な気分” だそうだ。
僕らも、心が満ち足りてうきうきするような、ワクワクするような明るく愉快な会社で、愉快な仲間と共によりよい製品、サービスを提供し、また創っていきたいものである。 そのための環境づくりとして、更に多くの ”仕掛け” を準備しているところである。
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